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J-GLOBAL ID:201802268071273794   整理番号:18A0387918

敗血症性脳損傷のラットモデルにおける神経核へのHMGB1転座の役割【Powered by NICT】

Role of HMGB1 translocation to neuronal nucleus in rat model with septic brain injury
著者 (16件):
資料名:
巻: 645  ページ: 90-96  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高移動度群ボックス1(HMGB1)は敗血症における炎症反応を誘発する中枢後期炎症性サイトカインである。しかし,HMGB1は敗血症性脳損傷の病因に関与しているかどうかは不明である。本研究では,敗血症のラットモデルにおける脳損傷を調節することにおけるHMGB1の役割を調べた。Wistarラットを敗血症性脳損傷を誘導する盲腸結紮と穿刺(CLP)に供した。ヘマトキシリン・エオジン染色は,皮質における病理学的変化を検出するために使用した。HMGB1の細胞局在を免疫染色を用いて測定した。HMGB1の皮質レベル,高度糖化最終産物(RAGE)の受容体および下流エフェクター,核因子カッパB(NF κB)サブユニットp65を,ウェスタンブロット法を介して検出された。HMGB1は核主にニューロンから転座を介して細胞質で増加した。さらに,RAGEとNF-κBp65は敗血症性脳損傷後にアップレギュレートされた。,HMGB1の阻害剤,ピルビン酸エチルは細胞質におけるHMGB1発現を阻害するRAGEとNF-κB p65viaの発現をダウンレギュレーションした。まとめると,著者らの知見はH MGB1およびそのシグナル伝達は敗血症性脳障害の病因に重要な役割を持つことを示唆した。HMGB1阻害は敗血症性脳損傷のための潜在的な新しい治療標的になる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  生物学的機能 

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