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J-GLOBAL ID：201802268083072274   整理番号：18A0816921

粘着域モデルを用いた自然破砕層における水圧破砕伝搬の数値シミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Numerical simulation of hydraulic fracture propagation in naturally fractured formations using the cohesive zone model

著者 (4件)： Dahi Taleghani Arash (Department of Energy and Mineral Engineering, Pennsylvania State University, USA) ,  Gonzalez-Chavez Miguel (Department of Petroleum Engineering, Louisiana State University, USA) ,  Yu Hao (Department of Energy and Mineral Engineering, Pennsylvania State University, USA) ,  Asala Hope (Department of Petroleum Engineering, Louisiana State University, USA)
資料名： Journal of Petroleum Science and Engineering  (Journal of Petroleum Science and Engineering)
巻： 165  ページ： 42-57  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0412A  ISSN： 0920-4105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,水圧破砕の伝搬をシミュレートするために凝集域モデル(CZM)を利用する統合方法論と既存の自然破砕とのそれらの相互作用を提示した。CZMは頁岩の非弾性挙動を捉える利点がある。通常,全有機炭素(TOC)により誘導され,セメント化天然破砕の異なる機械的性質が誘起される。前進する水圧破砕と定常自然破砕の交差点では,水圧破砕は,岩石の機械的性質,岩石の主応力の大きさと方向,および破壊交差角度に依存して,既存の自然破壊に停止,交差,または発散する可能性がある。水圧破砕処理中の自然破砕の活性化は,破砕複雑性を改善し,貯留層排水面積を拡大し,刺激処理をより効果的にする。本研究では,三軸性効果を凝集域モデルに組み込んだ。三軸性を利用することにより,牽引分離則(TSL)を閉じ込め圧力に導き,これにより,実験室試験環境から底穴条件へのより信頼できる遷移を確実にした。半円曲げ試験(SCBT)を行った後に,岩石の凝集特性またはTSL特性を決定する方法論を提示した。次に,有限要素解析(FEA)を用いて,岩石と自然破砕の両方の凝集特性を較正した。較正されたパラメータは,複雑な破壊ネットワークの成長をシミュレートするために,フィールドスケールのFEAで利用された。結果は,破壊交差角度と自然破砕内部のセメント化材料の性質が,最小水平応力に垂直な方向に最初に伝搬する水圧破壊を変える可能性があることを示した。流体粘度,自然破壊分布,破壊交差角度,および微分応力のような一次パラメータの感度解析を実施し,自然破砕貯留層における水圧破砕仕事の性能に関するより良い洞察を提供した。その結果,その場応力差が増加すると,非線形破壊先端効果の重要性が示された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 粘度 ,  凝集 ,  岩石 ,  ネットワーク ,  *シミュレーション ,  岩石破壊 ,  *水圧破砕 ,  膠結作用 ,  機械的性質 ,  感度解析 ,  曲げ試験 ,  頁岩 ,  *水圧 ,  相互作用
準シソーラス用語： 有限要素解析 ,  貯留層 ,  *数値シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 水圧破砕 ,  粘着域モデル ,  破壊交差点 ,  自然骨折 ,  複雑な破壊ネットワーク ,  牽引分離則

分類 (1件)： 油層工学  (UA10030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 粘着域モデル ,  破砕 ,  水圧破砕 ,  伝搬 ,  数値シミュレーション