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J-GLOBAL ID:201802268135346450   整理番号:18A0785789

精巣特異的長鎖非コードRNA,lncRNA-TCAM1はマウス雄生殖細胞における免疫関連遺伝子を調節する【JST・京大機械翻訳】

A Testis-Specific Long Non-Coding RNA, lncRNA-Tcam1, Regulates Immune-Related Genes in Mouse Male Germ Cells
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 299  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7068A  ISSN: 1664-2392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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精子形成は視床下部-下垂体-生殖腺軸および精巣特異的遺伝子からのホルモンにより正確に制御されるが,調節機構は完全には理解されていない。最近,多数の長い非コードRNA(lncRNA)が雄生殖細胞の減数分裂の各段階で転写されることが見出され,精子形成におけるそれらの機能はまだ完全には研究されていない。lncRNA-精巣細胞接着分子1(lncRNA-Tcam1)は,マウス雄性生殖細胞で特異的に発現され,減数分裂時の遺伝子調節において役割を果たすと推定される核lncRNAである。ここでは,精母細胞由来GC-2spd(ts)細胞を用いたlncRNA-Tcam1の潜在的標的遺伝子の同定を提示する。最初に,55の標的遺伝子候補を,異なるレベルでlncRNA-Tcam1を発現するためにトランス遺伝子で安定にトランスフェクションされた2つのGC-2spd(ts)細胞クローンのRNA配列決定によって検出した。候補の21個の遺伝子の発現は,lncRNA-Tcam1発現が上昇した7~14日後に,lncRNA-Tcam1と相関していることが分かった。次に,他の2つのGC-2spd(ts)クローンにおける21の遺伝子の発現レベルを調べ,11の遺伝子はlncRNA-Tcam1との相関を示した。Tet-off系を用いたlncRNA-Tcam1転写の誘導は,6つの遺伝子,Trim30a,Ifit3,Tgtp2,Ifi47,Oas1gおよびGbp3がGC-2spd(ts)細胞でアップレギュレーションされ,lncRNA-Tcam1が6つの遺伝子発現の調節に関与することを示した。加えて,6つの遺伝子のうちの5つ,すなわち,Ifit3,Tgtp2,Ifi47,Oas1g,およびGbp3は免疫応答遺伝子であり,Trim30aは免疫応答の負の調節因子である。全体として,本研究は,lncRNA-Tcam1が精子形成時の免疫応答に対する遺伝子調節に関与することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生殖器官 

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