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J-GLOBAL ID:201802268209948973   整理番号:18A1371046

胸腺の刷子細胞はIL-4が豊富な髄質を促し胸腺細胞発生を整える

Thymic tuft cells promote an IL-4-enriched medulla and shape thymocyte development
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巻: 559  号: 7715  ページ: 627-631  発行年: 2018年07月26日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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胸腺は,多様かつ自己寛容性のT細胞プールを生み出す役割を担っている。胸腺髄質は,大部分が発生中および成熟したAIRE+上皮細胞から構成されるが,最近の証拠は,胸腺髄質上皮細胞には以前に考えられたよりもずっと大きな不均一性があることを示唆している。今回我々は,粘膜障壁において認められる末梢の刷子(タフト)細胞に非常に類似した上皮細胞サブセットについて詳細に記述する。末梢の刷子細胞と同様に,胸腺の刷子細胞も,カノニカルな味覚伝達経路とIL-25を発現する。しかし,刷子細胞は角化した細胞集団との空間的関連性,抗原提示能力および広範で多様な味覚受容体の発現において独特である。胸腺刷子細胞の一部は,Aire発現段階を経ており,その発生は,既知のAIRE結合パートナーであるHIPK2に依存していた。特に,味覚化学受容タンパク質TRPM5は胸腺機能に必要であり,この機能を通して胸腺刷子細胞は胸腺インバリアントナチュラルキラーT細胞の発生と極性化を支援し,2型サイトカインIL-4が豊富な髄質微小環境を確立するために作用する。これらの知見は,区画化された髄質環境が存在しており,そこでは少数で非常に特殊化した上皮サブセットの分化が,胸腺機能の形成における非冗長的な役割を担っていることを示している。Copyright Nature Japan KK 2018
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免疫反応一般 
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