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J-GLOBAL ID:201802268339388234   整理番号:18A0124873

心的外傷後ストレス障害と大うつ病性障害における経頭蓋磁気刺激への臨床反応のネットワーク機構【Powered by NICT】

Network Mechanisms of Clinical Response to Transcranial Magnetic Stimulation in Posttraumatic Stress Disorder and Major Depressive Disorder
著者 (7件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 263-272  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0089A  ISSN: 0006-3223  CODEN: BIPCBF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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反復経頭蓋磁気刺激(TMS)療法は大欝病性障害(MDD)における病理学的ニューラルネットワークの機能的連結性を調整することができる。心的外傷後ストレス障害はしばしばMDDと共存し,両疾患の症状は,TMS治療で軽減できる。併存性心的外傷後ストレス障害とMDD患者における連結性のTMS関連変化を評価した最初の研究である。安静状態機能的結合性核磁気共鳴造影は,前向きオープン試験における33人の成人外来患者におけるTMS治療前と後に取得した。5HzでのTMSは左背外側前頭前皮質への,最大40日のセッションで,行った。分析はTMS,心的外傷後ストレス障害,またはMDD(前帯状皮質膝下野[sgACC],左背外側前頭前皮質,海馬,扁桃体基底外側部)に関連した事前種子を用いて応答の画像予測因子を同定し,TMS後連結性での臨床関連変化,続いてleave-one-out交差検証によってを評価した。イメージングの結果は,データ駆動マルチボクセルパターン活性化を用いて調べた。sgACCとデフォルトモードネットワーク間のより負の前処理連結性は臨床的改善を予測し,より正の扁桃体への腹内側前頭前皮質連結性も同様であった。TMS後,症状軽減はsgACC間の連結性低下とデフォルトモードネットワーク,左背外側前頭前皮質,島と関連し,海馬と顕著性ネットワーク間の接続性を低下させた。マルチボクセルパターン活性化は種子ベース予測因子を確認し,治療成績の相関した。これらの結果は,TMS応答の予測因子としてのsgACC,デフォルトモードネットワーク,および顕著性ネットワークの中心的役割を強調し,作用機序におけるそれらの関与を示唆した。さらに,本研究は,これらの一般的な共存症に関連した臨床応答のネットワークに基づくバイオマーカーである可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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中枢神経系  ,  精神障害 
タイトルに関連する用語 (4件):
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