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J-GLOBAL ID：201802268410697836   整理番号：18A1660092

ラット肝臓小胞体ストレスシグナル経路に及ぼすアクリロニトリル誘導酸化ストレスの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of Acrylonitrile-Induced Oxidative Damage on Endoplasmic Retic-ulum Stress Signaling Pathway in Rats’ Liver

著者 (7件)： Pan Li (蘭州大学公共衛生学院,蘭州730000;蘭州市婦幼保健院,蘭州730000) ,  Wei Qian (蘭州大学公共衛生学院,蘭州,730000) ,  Gao Xia (蘭州大学公共衛生学院,蘭州,730000) ,  Shi Ying (蘭州大学公共衛生学院,蘭州,730000) ,  Zheng Ai (蘭州大学公共衛生学院,蘭州,730000) ,  Xue Hongli (蘭州大学公共衛生学院,蘭州,730000) ,  Li Zhilan (蘭州大学公共衛生学院,蘭州,730000)
資料名： Shengtai Duli Xuebao  (Shengtai Duli Xuebao)
巻： 13  号： 2  ページ： 77-83  発行年： 2018年 
JST資料番号： C2720A  ISSN： 1673-5897  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： アクリロニトリル(acrylonitrile,ACN)が誘導するラット肝臓の酸化損傷が小胞体ストレス(endoplasmicreticulumstress,ERS)信号通路に与える影響を検討する。著者達は50匹のSPF級成年雄性SDラットを無作為に5群に分け、各群10匹とした。各群はそれぞれ12.5、25.0、50.0mg・kg-1ACNで胃に暴露し、N-アセチルシステイン(N-acetylcysteine、NAC)介入群は300.0mg・kg-1NACを30分間胃内投与し、再灌流50.0mg・kg-1ACN、対照群は0.5mL・(100g)-1のトウモロコシ油を胃内投与し、1回・日-1、6日・週-1、計13週間。暴露後,肝臓組織の酸化還元酵素活性とマロンジアルデヒド(malon-dialdehyde,MDA)の含有量,GRP78,CHOP,およびカスパーゼ-12のmRNAと蛋白質レベルを測定した。結果は以下を示した。低および中ACN群の肝臓GSH含量は,対照群より有意に低かった(P<0.05)。低ACN群の肝臓GSH-Px活性、SOD活性及びMDA含有量は対照群より顕著に高かった(P<0.05)。中、高ACN群ラットの肝臓CAT活性は明らかに対照群より低かった(P<0.05)。NAC介入後、ACN誘導のラット肝臓のGSH含有量、MDA含有量及びSOD活性の変化を観察した。RT-PCRの結果,高ACN群の肝臓のGRP78,CHOP,カスパーゼ-12のmRNA発現は,対照群より有意に高かった(P<0.05)。NAC介入後、CHOP、caspase-12mRNA発現は高ACN群に比べ、いずれも低下した(P<0.05)。WesternBlotの結果により、高ACN群ラットの肝臓GRP78、CHOP、caspase-12蛋白の発現レベルは対照群と比べ、いずれも上昇し(P<0.05)、NAC介入後は逆転した。結果により、ACN慢性暴露はラット肝臓の酸化損傷に対してERSシグナル経路を活性化でき、NACは酸化損傷の程度を軽減でき、ERSシグナル経路を遮断でき、これはACNによる肝臓毒性の機序の一つである可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *小胞体ストレス ,  *酸化ストレス ,  肝毒性 ,  胃内投与 ,  成人 ,  タンパク質 ,  再潅流 ,  *ラット ,  mRNA ,  RT-PCR法 ,  ビニル化合物 ,  脂肪族ニトリル
準シソーラス用語： mRNA発現 ,  GRP78 ,  対照群 ,  *伝達経路 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： acrylonitrile ,  liver ,  oxidative damage ,  endoplasmic reticulum stress

分類 (1件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E)

物質索引 (1件)： アクリロニトリル

タイトルに関連する用語 (6件)： ラット ,  肝臓 ,  小胞体ストレス ,  シグナル経路 ,  アクリロニトリル ,  ストレス