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J-GLOBAL ID：201802268478860960   整理番号：18A1604170

養鶏における人工知能(AI)を用いた個体管理および畜産施設清掃ロボットによる安全な食肉生産技術の開発

著者 (4件)： 板橋香奈 (山形大 農) ,  市浦茂 (岩手大 大学院連合農学研究科) ,  片平光彦 (山形大 農) ,  堀口健一 (山形大 農)
資料名： 畜産の情報  (Livestock Industries Information)
号： 347  ページ： 51-58  発行年： 2018年08月24日 
JST資料番号： L7107A  ISSN： 2436-9578  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模飼養が進んできている養鶏現場では家畜飼養時の快適性に配慮し,安全で安心な食肉生産が求められている。本稿では飼育密度の違いによる鶏の行動解析,IoT技術を用いた鶏の個体管理手法,出荷後に用いる清掃ロボットを紹介する。RFID受信機を実装した体重計は計測器に長時間載った状態の個体で計測回数が多くなるなど,鶏の行動によって計測回数の傾向が変化した。飼育密度を変化させた鶏の行動解析では35日齢で立位休息,伏臥位休息,睡眠を合わせた休息行動で試験区間に有意差がなかった。65日齢では立位休息について試験区間に有意差が認められ,低密区で顕著であった。AIによる行動解析は3種類の行動に区分した画像データを基にした深層学習を行い,鶏行動の画像データの判定に利用できる可能性が示された。清掃ロボットは自走式四輪駆動車にフロントローダー(幅:0.9メートル)を取り付け,走行制御プログラムで自律走行しながら敷料(おがくず)を除去できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 養鶏 ,  *畜産業 ,  飼育管理施設 ,  農場 ,  *人工知能 ,  *管理 ,  *産業用ロボット ,  生息密度 ,  解析
準シソーラス用語： *養鶏業 ,  養鶏場 ,  *個体管理 ,  *清掃ロボット ,  食肉生産 ,  飼育密度 ,  行動解析

分類 (1件)： 鶏  (FD03020F)

タイトルに関連する用語 (9件)： 養鶏 ,  人工知能 ,  AI ,  個体管理 ,  畜産 ,  施設 ,  清掃ロボット ,  食肉生産 ,  開発