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J-GLOBAL ID:201802268498329695   整理番号:18A0090412

組換えOmpAI発現しているLactobacillus caseiによる経口免疫はコイ(Cyprinus carpio)における挑戦Aeromonas veroniiに対する防御を付与する【Powered by NICT】

Oral immunization with recombinant Lactobacillus casei expressing OmpAI confers protection against Aeromonas veronii challenge in common carp, Cyprinus carpio
著者 (7件):
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巻: 72  ページ: 552-563  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1617A  ISSN: 1050-4648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Aeromonas veroniiは養殖業に重大な修復不可能な損傷における,ヒトを含む,魚類及び哺乳類と魚類結果における自然感染に感染できるグラム陰性病原体である。乳酸菌(LAB)は薬学的に興味ある化合物の粘膜部位への提示のためのデリバリービヒクルとしてそれらを魅力的な候補,特にワクチンの多くの性質を有していた。本研究では,著者らは,A.veroniiのOmpAIを発現する二種の組換Lactobacillus casei(表面または分泌)を発生させ,魚モデルの免疫応答に及ぼす影響を評価した。A.veroniiの42kDa OmpAI抗原の1022bp遺伝子断片はpPG1(表面)とpPG2(分泌)にクローン化し,Lactobacillus casei CC16に電気形質転換された。L.caseiにおける組換えプラスミドは50世代を超えて遺伝安定でき,OmpAI蛋白質の産生は,細胞成長にわずかに限られた影響を与えた。コイの治療組換えワクチン候補は高血清または皮膚粘液特異的抗体価を刺激し,高いリゾチーム,ACP,SOD活性を誘導したが,Lc pPGまたはPBSを給餌した魚では検出可能な固定化免疫応答を示さなかった。組換えL.caseiで免疫した群におけるIL-10,IL-β,IFN-γ,TNF-α遺伝子の発現は有意に(P<0.05)対照群と比較してアップレギュレーション,炎症反応と細胞免疫応答が誘発されたことを示した。さらに,実行可能な組換えL.casei株を直接供給し,腸管を通して生存し,組換OmpAIも腸粘膜で検出された。結果は,コイLc pPG1OmpAI(66.7%)とLc pPG2OmpAI(50.0%)を受けたA.veroniiによるチャレンジ後に,対照と比較して,より高い生存率を持っていた,Lc pPG1OmpAIとLc pPG2OmpAIはA.veronii感染に対するコイの免疫応答および強化された病害抵抗性に有益な効果を持つことを示したことを示した。著者らの研究は,コイにおけるA.veronii感染に対する経口ワクチンとしての組換えL.caseiの能力を初めて実証した。OmpAIデリバリーとLAB法の組合せは,A.veroniiの治療と制御のための有望な粘膜治療薬になると考えられる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
増養殖の技術  ,  生体防御と免疫系一般  ,  感染免疫 

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