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J-GLOBAL ID：201802268501273700   整理番号：18A0031896

高精度・低コスト,環境負荷を軽減する潤滑技術 解説4 塑性加工用水溶性潤滑剤の変遷と動向

著者 (1件)： 岡本隆彦 (大同化学工業)
資料名： プレス技術  (Press Working)
巻： 56  号： 2  ページ： 38-43  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： G0871A  ISSN： 0387-3544  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属加工用潤滑剤としてその約50%は,切削油,圧延油を中心とした水溶性潤滑剤が使用されている。本稿では水溶性を含めた塑性加工用潤滑剤の変遷に触れると共に,その動向について解説した。まず,熱間圧延,冷間圧延,プレス成型,熱間鍛造及び冷間鍛造に対しそれぞれ用いられる水溶性潤滑剤の変遷について述べた後,各種水溶性潤滑剤の特性と性能を不水溶性潤滑剤と比較した結果について説明した。次いで,熱間圧延油,冷間圧延油及び成形圧延油を取り上げ,各圧延油の動向について説明した。その上で省資源,冷却性確保という利点があるにも拘わらず,バッチ加工の分野では普及しづらく,現在あまり使われていない分野で拡大するための障壁となるのは,廃液処理と循環使用のためのクーラントシステムのコストであると結んだ。

シソーラス用語： *塑性加工 ,  *水溶性 ,  *潤滑剤 ,  切削油 ,  *圧延油 ,  熱間圧延 ,  冷間圧延 ,  熱間鍛造 ,  冷間鍛造 ,  省資源 ,  冷媒 ,  リン酸塩処理
準シソーラス用語： クーラント ,  プレス成形 ,  *環境負荷低減 ,  金属加工 ,  高精度 ,  低コスト ,  廃液処理 ,  冷却性

分類 (2件)： 塑性加工一般  (WC04010P) ,  各種石油製品及びその製造一般  (YF02071R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 環境負荷 ,  潤滑 ,  塑性加工 ,  水溶性 ,  潤滑剤 ,  動向