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J-GLOBAL ID:201802268592191888   整理番号:18A1153362

慢性広範囲疼痛の女性からの血漿における抗炎症脂質の変化-症例対照研究【JST・京大機械翻訳】

Alterations of anti-inflammatory lipids in plasma from women with chronic widespread pain - a case control study
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 112  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:線維筋痛症候群(FMS)に関連する疼痛のような慢性的な広範囲の疼痛状態(CWP)は,不明な病因を伴う重大な健康問題である。CWPとFMSは中枢と末梢の両方の疼痛メカニズムを変えることができるが,そのような変化に対する検証されたマーカーはない。サイトカインおよび内因性脂質メディエーターのような免疫系の前および抗炎症成分は,慢性疼痛における変化の全身マーカーとして役立つ可能性がある。抗炎症性に関連する脂質メディエーター,例えば,オレオイルlethan(OEA),パルミトイルエチルアミド(PEA),およびステアロイル-エチルアミド(SEA)はN-アシルエタノールアミン(NAEs)に属する。以前の研究は,これらの脂質メディエーターがペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)の活性化を介して疼痛と炎症を調節し,PPARの活性化が異なるサイトカインの発現を制御する遺伝子転写因子を調節する可能性があると結論した。【方法】本研究は,CWPを有する17人の女性と21人の健常対照者におけるNAEsとサイトカインを調査する。抗炎症性脂質OEA,PEA,およびSEAの血漿レベル,炎症誘発性サイトカインTNF-α,IL-1β,IL-6,およびIL-8,および抗炎症性サイトカインIL-10を研究した。独立サンプルのt検定を,グループ比較のために使用した。二変量相関分析および多変量回帰分析を,参加者の脂質,サイトカインおよび疼痛強度の間で行った。【結果】血漿中のOEAとPEAの有意に高いレベルがCWPに見られた。サイトカインレベルの変化は存在せず,脂質とサイトカインのレベル間に相関は見られなかった。結論:OEAとPEAの変化したレベルは,CWPにおける全身性炎症の存在を示す可能性があると結論した。加えて,著者らの知見は慢性筋骨格痛に関与する生化学的機構の理解に寄与すると信じる。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
引用文献 (65件):
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  • Best Pract Res Clin Rheumatol; Peripheral pain mechanisms in chronic widespread pain; R Staud; 25; 2; 2011; 155-164; 10.1016/j.berh.2010.01.010; CR3;
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  • Pain; Enhanced temporal summation of second pain and its central modulation in fibromyalgia patients; DD Price; 99; 1-2; 2002; 49-59; 10.1016/S0304-3959(02)00053-2; CR5;
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