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J-GLOBAL ID:201802268631447563   整理番号:18A0265988

ヒト急性骨髄性白血病における2種のEuphorbia種の抗酸化と選択的抗癌活性【Powered by NICT】

Antioxidant and selective anticancer activities of two Euphorbia species in human acute myeloid leukemia
著者 (9件):
資料名:
巻: 90  ページ: 375-385  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,Euphorbia(トウダイグサ属)植物二種(すなわちterracinaとparalias)は,それらの細胞毒性および抗酸化活性を調べた。植物メタノール及びクロロホルム画分の細胞毒性はアポトーシスまたは炎症の種々の調節因子を標的とすることによりヒト急性骨髄性白血病(THP1)とヒト結腸上皮(Caco2)癌細胞株,並びにCD14とIEC-6正常細胞に対して調べた。さらに,二次代謝産物プール(フェノール類,アルカロイド類,テルペン類,サポニン)及び抗酸化活性(DPPH,ABTS及びO_2消去,FRAP試験)は植物抽出物で評価した。Euphorbia種はフェノール化合物とテルペノイドが豊富であると思われ,さらに,E.terracina極性および非極性画分およびE.paralias極性画分がT HP1細胞に対して高度に活性であり,2.08%,14.43%および54.58μg/mLのIC_50値であった。しかし,細胞毒性は正常細胞(CD14~+単球)に対しては見られなかった。結果は三画分を6h曝露後のTHP-1細胞株のアポトーシスを誘導することを示した。さらに,非極性画分により誘発されたアポトーシスはカスパーゼ依存性プロセスに関連していたが,他の死経路は極性画分に関与すると考えられた。反応性酸素種の産生増加は植物抽出物による細胞処理により検出された。興味深いことに,それらはT HP1におけるサイトカインTNF-α分泌と未処理細胞と比較して正常細胞に影響を及ぼす,三画分は炎症を引き起こさなかったことを示している。Euphorbia terracinaとE.paralias極性画分はDPPH,ABTSおよびスーパーオキシドラジカルに対する強力な捕捉能と強い抗酸化活性を示した。,これらの画分は非常に高い第二鉄還元力を示した。これらの知見は,Euphorbia植物の強い抗酸化能を確認し,E.terracinaとE.paralias抽出物の強力な抗増殖特性,白血病細胞株におけるプログラム細胞死を誘導するが,正常単球細胞ではないによる標的抗癌効果を示唆している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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植物の生化学 
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