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J-GLOBAL ID:201802268687143376   整理番号:18A0424859

Coccinia indica凝集素,師部レクチン様17kDa PP2:親和性精製,一次構造と自己組織化フィラメントの形成【Powered by NICT】

Coccinia indica agglutinin, a 17kDa PP2 like phloem lectin: Affinity purification, primary structure and formation of self-assembled filaments
著者 (7件):
資料名:
巻: 108  ページ: 1227-1236  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ふるい部蛋白質-2(PP2)は植物における篩管要素における豊富な可溶性蛋白質である。そのレクチン特性は種々の種で報告されている。,質量分析により測定した,Coccinia indica(Coccinia indica凝集素,CIA17)からの17kDa PP2の一次構造はPP2スーパーファミリーふるい部レクチンとの相同性を示した。質量分析データの解析は,一次構造のわずかな発散とCIA17の16種の潜在的対立遺伝子変異体の存在を示した。一次構造はCys-34とCys51間の分子内ジスルフィド架橋であり,多様なウリ科種を越えて保存されており,炭水化物結合に重要であることが,可能性を含んでいる。CD分光学的研究はCIA17は逆平行β-シートが豊富であり,Cucurbita maximaとArabidopsis thaliana由来のPP2蛋白質に類似していることを明らかにした。種々の温度で記録したCDスペクトルは,90°Cまでのスペクトル強度と形の変化をほとんど示さなかった,CIA17は高度に熱安定性蛋白質であることを示唆した。原子間力顕微鏡研究は,CIA17は高濃度で糸状構造を形成することを明らかにした。これらの結果を考慮して,著者らはCIA17と他のPP2蛋白質はキチン細胞壁と直接結合することにより病原体に対する植物防御の役割を果たし,また自己組織化フィラメントを形成することにより創傷治癒を促進することを提案した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  酵素一般 
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物質索引
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