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J-GLOBAL ID:201802268687267653   整理番号:18A0556760

高温酸化による多層構造を利用した真空ゾルゲル法によるTiO2/SiO2複合被膜の創製

Fabrication of TiO2/SiO2 Composite Coating via a High-Temperature Self-Organizing Porous TiO2 Layer on Ti
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 70-77(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らはTi上にTiO2/SiO2複合被覆の製造を調べた。酸素分圧のある1100K以上の温度で,ルチル相TiO2の自己組織化被覆をTi基材上に形成している。厚いTiO2被覆(>10μm)は”パイの皮状”の多層構造を持ち,これはTiO2ナノ層と間隙からなっている。SiO2を含む複合被覆を,脆弱で多孔質なTiO2被覆の剥離強度を改善するために真空中でのゾル-ゲル法によって製造した。断面SEM画像が,TiO2/SiO2複合被覆中のTiO2単層の間の間隙に,酸化物被覆と基材の間の界面であっても,多量のSiO2を見出した。複合被覆の剥離応力は自己組織化TiO2被覆単独のものより10~15倍まであり,複合被覆の破壊モードは,自己組織化TiO2被覆についての凝集破壊と比較して界面的であった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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酸化物薄膜  ,  セラミック・磁器の性質 
引用文献 (28件):
  • 1) H. Nakajima, N. Nishiyama, T. Miyazaki and T. Yoneyama: Standard Shika Riko Gaku, 6th ed., (Gakken Shoin, Tokyo, Japan, 2016) pp. 1-5.
  • 2) Y. Tanaka, I. Watanabe, E. Miura, T. Shiraishi and H. Hisatsune: Proc. 4th Pacific Rim Int. Conf. on Advanced Materials and Processing (PRICM4), (The Japan Institute of Metals, 2001) pp. 265-268.
  • 3) Y. Tanaka, I. Watanabe, E. Miura, T. Shiraishi, M. Atsuta and K. Hisatsune: Journal of Dental Research 80 Special Issue(2001) 661.
  • 4) E. Miura, L. Jie, I. Watanabe, Y. Tanaka, T. Shiraishi and K. Hisatsune: J. Japan Inst. Metals 65(2001) 819-822.
  • 5) Y. Tanaka, I. Watanabe, E. Miura, T. Shiraishi, M. Atsuta and H. Hisatsune: Journal of Dental Research 79 Special Issue(2000) 271.
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