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J-GLOBAL ID：201802268706141894   整理番号：18A0314539

織物産業の流通基盤からみる近代都市一宮の発生の経緯

著者 (2件)： 牧野広誉 (岐阜大) ,  出村嘉史 (岐阜大)
資料名： 景観・デザイン研究講演集(CD-ROM)
号： 13  ページ： ROMBUNNO.B23D  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： L8484A  ISSN： 1881-6037  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,市場の流通という視点から市場と都市基盤形成の関連性を考察し,市場の都市形成上における位置づけを明らかにするものである。一宮では,江戸期に成立した定期市の場が周辺地域を織物産地として発展させ,市場と産地の間には織物産業に関する物流が形成された。一宮の都市としての発展の初動期には,交通の結節点として三八市(市場)が発達して周辺の製造業を牽引した。産業の形態は時代と共に変化をするが,都市インフラは産業を効率化させる方向で整えられる間,市場が物流と取引の核となっており,都市機能はここから周囲へ分化しながら充実されていった。(著者抄録)

シソーラス用語： 繊維工業 ,  流通経路 ,  *愛知県 ,  *織物 ,  *市場 ,  都市計画家 ,  生産 ,  地域 ,  経時変化 ,  *都市化
準シソーラス用語： *一宮市 ,  石川栄毅 ,  生産地 ,  三八市

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 織物 ,  産業 ,  流通 ,  基盤 ,  近代 ,  都市