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J-GLOBAL ID：201802268729162766   整理番号：18A0556741

『発泡樹脂』の自動車部材への応用 セルロースナノファイバー複合樹脂の微細発泡技術

著者 (1件)： 伊藤彰浩 (京都市産業技術研)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 17  号： 9  ページ： 20-24  発行年： 2017年12月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・化学変性パルプなどの変性セルロースナノファイバー(CNF)を複合化したポリアミド6(PA6)の射出成形において,PA6発泡体の気泡構造,機械的及び熱的特性に及ぼすCNFの影響を紹介。
・パルプを疎水化学変性し,これをプラスチックと溶融混練することにより剪断応力によりパルプが解繊され,ナノコンポジット化が可能。
・変性CNF/PA6発泡体の気泡は微細化され,CNFの添加量が増加すると曲げ弾性率が大幅に向上し,CNFは高い補強効果を示すフィラー。
・変性CNF複合化は線熱膨張係数を低下させる効果があり,精密部品等への応用が可能。

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  ナノファイバ ,  セルロース ,  化学パルプ ,  化学修飾 ,  ナイロン6 ,  *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  射出成形 ,  *発泡プラスチック ,  気泡 ,  細孔構造 ,  疎水性 ,  融解高分子 ,  混練 ,  フィブリル化 ,  弾性係数 ,  補強材料 ,  充填剤 ,  熱膨張係数 ,  発泡成形 ,  自動車
準シソーラス用語： セルロースナノファイバー

分類 (3件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  発泡成形  (YH04070U) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

引用文献 (15件)：

• D. H. Page and F. J. El - Hosseiny, Pulp Paper Sci., 9 (1983)
• T. Nishino, I. Matsuda and K. Hirano, Macromolecules, 37, 7683 (2004)
• T. Saito and A. Isogai, Cellulose Commun., 14, 62 (2007)
• K. Abe, S. Iwamoto and H. Yano, Biomacromolecules, 8, 3276 (2007)
• A. N. Nakagaito, S. Iwamoto and H. Yano, Appl. Phys. A, 80, 93 (2005)

タイトルに関連する用語 (7件)： 発泡樹脂 ,  自動車部材 ,  応用 ,  セルロースナノファイバー ,  複合樹脂 ,  微細 ,  発泡