文献

J-GLOBAL ID：201802268804690847   整理番号：18A1296074

単一プローブ質量分析法を用いた個々の藻類細胞のメタボロミクスフィンガープリント【JST・京大機械翻訳】

Metabolomic Fingerprints of Individual Algal Cells Using the Single-Probe Mass Spectrometry Technique

著者 (3件)： Sun Mei (Department of Chemistry and Biochemistry, University of Oklahoma) ,  Yang Zhibo (Department of Chemistry and Biochemistry, University of Oklahoma) ,  Wawrik Boris (Department of Botany and Microbiology, University of Oklahoma)
資料名： Frontiers in Plant Science (Web)  (Frontiers in Plant Science (Web))
巻： 9  ページ： 571  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7094A  ISSN： 1664-462X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境における微生物の生理学的応答の評価のための伝統的なアプローチは,個体群間および個々の細胞間の差異を不明瞭にするバルク濾過技術に依存している。ここでは,質量分析(MS)分析のための生きている個々の植物プランクトン細胞からの代謝産物の直接抽出を可能にする「単一プローブ」と呼ばれる新しいマイクロスケールサンプリングデバイスの開発について報告した。本研究では,単一プローブをレーザピペットを用いてパルス化し,シリカキャピラリーとナノESIに融合させたデュアルボア石英チューブで構成し,この研究では,検出した代謝産物の大部分はKEGG経路に帰属できなかったが,個々の細胞メタボロームの有意差を同定した。同じアプローチを用いて,細胞脂質相補の有意な変化が観察され,光対暗条件下では個々の脂質が上方および下方制御されたが,逆に,脂質含量はN制限下でボード全体で増加し,より高いC:NおよびC:P比を反映するRedfield化学量論の調整と一致した。全体として,これらのデータは,単一プローブMS技術が,個々の植物プランクトン細胞のin situ代謝分析を可能にし,細胞操作とサンプリングアーチファクトを最小化し,細胞レベルでの代謝変動を保存することを可能にすることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ダウンレギュレーション ,  生理学 ,  植物プランクトン ,  *プローブ ,  化学量論 ,  代謝産物 ,  個体群 ,  パルス化 ,  微生物 ,  *質量分析 ,  脂質 ,  代謝
準シソーラス用語： *メタボロミクス ,  メタボローム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： Scrippsiella trochoidea ,  植物プランクトン ,  栄養素制限 ,  窒素 ,  海藻 ,  メタボロミクス ,  単一細胞分析

分類 (1件)： 質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (4件)： プローブ ,  質量分析法 ,  藻類 ,  細胞