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J-GLOBAL ID:201802268925895942   整理番号:18A1340187

水産物のいくつかの食べられない組織から得られるセレンの利用可能性-IV エビのいくつかの種におけるセレンの分布

The available utilization of selenium from some inedible tissues of marine products-IV The distribution of selenium in several species of shrimps
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 39-42(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F1019A  ISSN: 2186-4942  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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重金属のスカベンジャーとして有用であることが知られている,clustacea類のエビのいくつかの種の(くるま海老Marsupenausのjaponocas,北部エビPandalusのeous,WhiskeredのベルベットのエビPleoticusミューレリとブラックタイガーエビペナエウスモノドン)の非食用組織と通常の筋肉である外骨格(腹部pleuron)におけるセレンの分布を,組織を含む水銀分布に関連して,それらの組織からセレンを利用できる可能性を明確にするために調査した。その結果,ブラックタイガーエビを除いて,すべての被験種の外骨格における各セレンと水銀のレベルは,それぞれほぼ同じであり,関連する筋肉と比較して低いレベルであった。さらに,外骨格を含むセレンモル分率から,セレン種の低酸化状態は,通常の筋肉が関与する場合とは異なり,すべての被験種においてほぼ優勢であり,食後に生体内で代謝される少量のSe(VI)種が外骨格に存在することを示唆している。一方,水産物の安全性の指標となるSe/Hg(セレンと水銀のモル比)は,ブラックタイガーエビ以外では,通常の筋肉に比べて極めて高く,外骨格は通常これまでの研究報告のように,水銀などの低レベルの重金属が蓄積する傾向があり,食べられないがかなり安全な組織であった。これらの結果は,セレンの利用可能性は,環境の改善とともに,外骨格からは期待されないことを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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魚類以外の水産動物  ,  産業廃棄物処理  ,  重金属とその化合物一般 

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