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J-GLOBAL ID:201802268928590051   整理番号:18A0378614

HIV-1Vifとの相互作用のための人間の制限因子APOBEC3Hの領域マッピング【Powered by NICT】

Mapping Region of Human Restriction Factor APOBEC3H Critical for Interaction with HIV-1 Vif
著者 (17件):
資料名:
巻: 429  号:ページ: 1262-1276  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞シチジンデアミナーゼAPOBEC3(A3)ファミリーは,レトロウイルス複製を強力に阻害する七メンバー(A,B,C,D,F,G,H)から構成されている。ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV 1)Vifはこれらの酵素を不活性化する特異的に小さな多面的蛋白質であり,ユビキチン仲介プロテアソーム分解の標的とする。A3Vif相互作用部位である三種類:A3C/D/F,A3G,A3Hに分類されると推定される。今日まで,二種類A3GとA3C/D/F部位は良く特性化されているが,A3H Vif 結合部位はあまり明らかになっていない。A3H型Vif相互作用に重要な残基を調べた。ヒトA3HハプロタイプII(hapII)であり,HIV-1Vifに比較的抵抗性で実験を行うことにおける技術的困難を避けるために,A3H hapIIのそれと感度の比較のために,高Vif感度を示す,そのオーソログチンパンジーA3H(cA3H)を使用した。A3H hapII cA3Hキメラ及びそれらの置換変異体のVif感受性はVif感受性の差の主要な決定因子としての97位の単一残基を明らかにした。A3H構造モデルを用いた構造誘導変異誘発による重要な残基を調査し,Vif感受性に重要な八の付加的残基,A3Hのα3とα4ヘリックスにマップを同定した。興味深いことに,この地域はA3GとA3C/D/F界面に隣接する表面に位置し,負に帯電した疎水性パッチから構成されている。これらの知見はHIV 1Vifはある種の構造的制約の下でのA3蛋白質の三つの型の界面を認識するための三分散表面を利用するように進化したことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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ウイルスの生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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