文献

J-GLOBAL ID：201802268950536498   整理番号：18A0402112

異方性移動度を持つ軟質材料のための方位に依存した陽子二重量子NMRビルドアップ機能【Powered by NICT】

Orientation-dependent proton double-quantum NMR build-up function for soft materials with anisotropic mobility

著者 (3件)： Naumova Anna (Institut fuer Physik - NMR, Martin-Luther-Universitaet Halle-Wittenberg, Betty-Heimann-Str. 7, D-06120 Halle, Germany) ,  Tschierske Carsten (Institut fuer Chemie - Organische Chemie, Martin-Luther-Universitaet Halle-Wittenberg, Kurt-Mothes-Str. 2, D-06120 Halle, Germany) ,  Saalwaechter Kay (Institut fuer Physik - NMR, Martin-Luther-Universitaet Halle-Wittenberg, Betty-Heimann-Str. 7, D-06120 Halle, Germany)
資料名： Solid State Nuclear Magnetic Resonance  (Solid State Nuclear Magnetic Resonance)
巻： 82-83  ページ： 22-28  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0483A  ISSN： 0926-2040  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,プロトン二重量子NMRビルドアップ曲線の分析は,高分子ネットワークや液晶のような軟質材料の異なる種類の異方性移動度を定量化するための重要なツールとなっている。前者の場合,そのようなデータは異方性セグメント運動から生じる方位依存残留(時間平均)双極子結合の尺度を与える,約長さとネットワーク鎖の局所伸縮の状態を,知らしめている。巨視的に秩序化した,すなわち延伸,ネットワークの以前の研究したプロトン多重スピン系の有効普遍的「Abragamのような」(A l)ビルドアップ関数に基づいて詳細なビルドアップ曲線解析した等方性配向平均応答でのみ可能であることの制限を受ける。この状況はここで異方性可動プロトン化分子セグメントのための一般的な配向依存ビルドアップ機能を導入することにより補正できる。磁場に関して異なる方位で測定した引き伸ばされたネットワークのためのデータのモデル化への適用を検討し,磁場中で配向した種々の液晶分子のデータを適合させることにより検証を行った。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 双極子 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  磁場 ,  *陽子 ,  等方性 ,  *異方性 ,  多重化 ,  ネットワーク ,  液晶 ,  モデリング ,  スピン系 ,  *移動度 ,  *軟質材料 ,  プロトン化

著者キーワード (8件)： 多量子NMR ,  秩序パラメータ ,  重合体 ,  液晶 ,  脂質膜 ,  Networks ,  Elastomers ,  Deformation

分類 (2件)： その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z) ,  NMR一般  (BM07041R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 異方性 ,  移動度 ,  軟質材料 ,  方位 ,  陽子 ,  量子 ,  NMR