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J-GLOBAL ID：201802269044113882   整理番号：18A2052369

近距離LiDAR計測による水稲草丈推定における群落繁茂状況とレーザ入射角に関する検討

Study of Foliage Abundance and Laser Incident Angles on Rice Plant Height Estimation using a short-range LiDAR measurement

著者 (3件)： 合屋渉太 (長岡技科大 大学院) ,  力丸厚 (長岡技科大) ,  高橋一義 (長岡技科大)
資料名： 写真測量とリモートセンシング  (Journal of the Japan Society of Photogrammetry and Remote Sensing)
巻： 57  号： 5  ページ： 217-223  発行年： 2018年11月09日 
JST資料番号： G0203A  ISSN： 0285-5844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 基本的な作物成長パラメータの一つである植物の高さは,通常,直接測定によって収集される。水稲キャノピー上方からの短距離LiDAR測定を用いてイネの高さを推定する方法を開発した。この方法では,三次元点群データの鉛直分布の解析に基づいて推定されたイネの高さが算出されるので,推定値は群葉存在量とレーザ入射角条件に影響される。高さは似ているが,群葉存在量が異なる植物を,水稲キャノピー上方からの短距離LiDARを用いて観測して,イネの高さ推定に対する入射角の影響を調べた。試験の結果,入射角条件の影響は最大茎数の段階までは,異なる群葉量で類似であることが分かった。さらに,殆ど鉛直な入射条件である8°未満のレーザ入射角では,イネの高さの推測値は群葉存在量に影響されなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *イネ ,  葉 ,  *レーザ応用 ,  リモートセンシング ,  *入射角 ,  *高さ ,  三次元 ,  植物成長 ,  植物被 ,  *光学的測定 ,  LIDAR ,  点群データ ,  植物生理
準シソーラス用語： レーザレーダ ,  群葉存在量 ,  キャノピー【植物】

分類 (1件)： 稲作  (FC03020C)

引用文献 (8件)：

• 市川由輔,2017.レーザスキャナ計測データを用いた水稲草丈推定手法におけるレーザ入射角の影響検討,応用測量論文集,28,pp. 33-40.
• 田中 圭,2016.小型マルチコプターを用いた近接リモートセンシングによる水稲生育マップの作成,日本リモートセンシング学会誌,36(4),pp. 373-387.
• 新潟県,2018.長岡農業普及指導センター稲作情報No. 3,http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top3/278/564/H30inasakujyouhouNo3_317136,0.pdf (accessed 13 Jul. 2018)
• 堀尾光広,水紺屋秀之,2007.水稲の生育・栄養診断への携帯式生育情報測定装置の利用,農業機械学会誌,69(5),pp. 8-11.
• やまがたアグリネット,2018.米づくり技術情報No. 3,http://agrin.jp/ufile/7/48/25393/image1_file0118051117305728738.pdf (accessed 13 Jul. 2018)

タイトルに関連する用語 (10件)： 近距離 ,  LIDAR ,  計測 ,  水稲 ,  草丈 ,  推定 ,  群落 ,  状況 ,  レーザ ,  入射角