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J-GLOBAL ID:201802269058264961   整理番号:18A0724623

分子動力学シミュレーションによるキトサン官能化単層カーボンナノチューブを用いたドキソルビシンとパクリタキセルの共負荷と放出の理解【JST・京大機械翻訳】

Understanding the co-loading and releasing of doxorubicin and paclitaxel using chitosan functionalized single-walled carbon nanotubes by molecular dynamics simulations
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号: 14  ページ: 9389-9400  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つの広く使用されている抗癌剤,ドキソルビシン(DOX)とパクリタキセル(PTX)は,異なる物理的性質と化学療法特異性を有する。単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)との相互作用機構を調べるために,SWCNTからの共負荷と放出,全原子分子動力学(MD)シミュレーションを最初に異なるSWCNT系に対して行い,続いてMM-PBSAによる結合自由エネルギー計算を行った。結果は,元のSWCNT上へのDOXとPTXの共負荷が発熱性で自発的であることを示した。DOX分子は主に共役芳香環を通してSWCNT viaπ-πスタッキングと相互作用し,一方,PTXの分離芳香環は,X-π(X=C-H,N-H及びC=O)相互作用によって補足されたπ-πスタッキングを通してSWCNTと主に相互作用した。さらに,元のSWCNTとDOXとPTXの最も強い結合は,類似の強度(ΔG:-32.0vs-33.8kcal/mol)を示した。キトサン官能化SWCNT(f-SWCNT)については,DOXとPTX分子は高分子との結合よりもむしろCNTの側壁への結合を優先し,キトサンによるSWCNTの非共有官能化はDOX/PTX-SWCNT系(ΔG:-24.0と-21.9kcal/mol)と比較して,DOXとPTXの結合を減少させた。キトサンと薬物分子のプロトン化は,さらにDOX/PTXとf-SWCNTの間の相互作用を弱め,薬物分子の結果としての置換を示し,薬物の放出を誘発する。3つの系(DOX/PTX-SWCNT,DOX/PTX-f-SWCNT,DOXH+/PTXH+-f-SWCNT)の結合強度の変化も,薬物からSWCNTへの距離のヒストグラムまたは周波数の観点から議論した。加えて,f-SWCNTによる2つのDOX分子のカプセル化は側壁への他の6つの薬物分子の結合よりもかなり強く,抗癌剤のカプセル化も非常に重要な役割を果たし,薬物送達において考慮すべきであることを示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
炭素とその化合物  ,  高分子固体のその他の性質  ,  分子化合物 

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