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J-GLOBAL ID：201802269061320554   整理番号：18A1981769

テトラアーク引上炉を用いて作製したNb-Re-Si合金の断面組織と1150°Cにおける等温断面図の検討

Investigation of the Cross-Sectional Structure and Isothermal Section at 1150°C of a Nb-Re-Si Alloy Fabricated Using a Tetra-Arc Furnace

著者 (5件)： 齋藤繁 (北海道科学大学寒地先端材料研究所) ,  高島敏行 (北海道科学大学) ,  堀内寿晃 (北海道科学大学寒地先端材料研究所) ,  三浦誠司 (北海道大学大学院工学研究院) ,  成田敏夫 (DBCシステム研究所)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 82  号： 11  ページ： 409-414(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3元Nb-Re-Si合金試料をテトラアーク炉で溶融し,同時に引き上げ,1150°C,1200hの熱処理後急速に水焼入れした。熱処理後に水焼入れした試料の微細構造を観察し,構成相中のNb,Re,およびSi濃度を電子プローブマイクロアナライザ(EPMA)を用いて測定した。得られた合金試料の断面構造において,引上げ部分の下部はNb₅Si₃とNb-Re-Si三元化合物相から成った。対照的に,上部はNb₅Si₃とNb固溶体相から成った。Nb固溶体相,Nb₅Si₃およびNb-Re-Si三元化合物は平衡状態にあった。Nb固溶体相におけるSiの固溶限は0.6~1.7at%であり,一方,Nb₅Si₃相におけるReの固溶限は1.3~2.0at%であることが分かった。Nb固溶体と平衡したNb₅Si₃相中のReの最大量は約0.9at%であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ニオブ合金 ,  レニウム含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  熱処理 ,  焼入 ,  電子プローブX線分析 ,  化学組成 ,  *相組成 ,  ケイ化物 ,  ニオブ化合物 ,  固溶体 ,  平衡状態 ,  固溶度 ,  *状態図 ,  アーク炉 ,  *耐熱材料 ,  金属組織 ,  *結晶引上法 ,  ケイ化ニオブ ,  水焼入 ,  断面解析 ,  *等温断面図 ,  組織
準シソーラス用語： テトラアーク引上炉 ,  三元化合物

著者キーワード (8件)： ニオブ-レニウム-シリコン ,  テトラアーク炉 ,  Nb_5Si_3相 ,  ニオブ固溶体相 ,  ニオブ-レニウム-シリコン ,  テトラアーク炉 ,  Nb_5Si_3相 ,  ニオブ固溶体相

分類 (2件)： 金属系の相平衡・状態図  (CB03012T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (13件)：

• 1) R. Vassen, A. Stuke and D. Stover: Journal of Thermal Spray Technology 18(2009) 181-186.
• 2) J. L. Smialek: Surface and Coatings Technology 206(2011) 1577-1585.
• 3) Y. Tan, H. Tanaka, C. Ma, A. Kasama, R. Tanaka, Y. Mishima and S. Hanada: Journal of Achievements in Materials and Manufacturing Engineering 24(2007) 372-381.
• 4) MD. ZafirAlam, B. Venkataraman, B. Sarma and D. K. Das: J. Alloy. Compd. 487(2009) 335-340.
• 5) I. L. Svetlov: Inorganic Materials 2(2011) 307-315.

タイトルに関連する用語 (9件)： テトラ ,  アーク ,  引上 ,  作製 ,  Nb ,  Re ,  Si合金 ,  組織 ,  等温断面図