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J-GLOBAL ID：201802269070622694   整理番号：18A0482072

見かけの金属濃度に及ぼす土壌浸出試験で採用された固液分離法パラメータの影響【Powered by NICT】

Influence of solid-liquid separation method parameters employed in soil leaching tests on apparent metal concentration

著者 (4件)： Imoto Yukari (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan) ,  Yasutaka Tetsuo (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan) ,  Someya Masayuki (Tokyo Metropolitan Research Institute for Environmental Protection, 1-7-5 Shinsuna, Koto, Tokyo 136-0075, Japan) ,  Higashino Kazuo (Tokyo Metropolitan Research Institute for Environmental Protection, 1-7-5 Shinsuna, Koto, Tokyo 136-0075, Japan)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 624  ページ： 96-105  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌浸出試験は土壌から重金属などの有害物質の浸出性を評価するために使用されている。バッチ浸出試験はしばしば土壌コロイド移動度を向上させ,過剰な土壌粒子を除去するために固液分離手順を必要とする可能性がある。しかしながら,バッチ浸出試験結果は0.45μm膜フィルタを通過することができことを粒子に依存し,フィルタ当り遠心強度とろ過体積のような試験パラメータによって影響された。これらのパラメータを評価するために,著者らは,金属汚染土壌を用いたバッチ浸出実験を行い,標準浸出試験で現在使用されている固液分離法で用いられるフィルタ当り遠心強度とろ過量に焦点を当てた。著者らの実験は,フィルタ当り遠心強度とろ過体積の両方は,いくつかの土壌型のためのバッチ浸出試験の再現性に影響することを示した。結果は,それが3000gで2時間以下のろ液中の金属濃度は遠心強度にしたがって有意に異なったことを示した。フィルタケーキはろ過中に形成された場合フィルタ当り増加ろ過体積はろ液金属濃度の有意な減少をもたらした。0.10および0.45μm膜フィルタを用いた濾過試験の比較は濁度と金属濃度の統計的に有意な差を示した。これらの知見は,コロイド粒子は抽出物から適切に除去されず,コロイド金属を含む土壌の浸出試験における見かけの金属濃度に実質的に寄与していることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再現性 ,  ロット ,  フィルタ ,  重金属 ,  毒性 ,  濾液 ,  有害物質 ,  *浸出 ,  土粒子 ,  混濁度 ,  *固液分離 ,  移動度
準シソーラス用語： コロイド粒子 ,  *浸出試験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 毒性金属浸出性 ,  遠心強度 ,  フィルタ/ろ過体積 ,  フィルタ細孔径 ,  コロイド金属

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 土壌 ,  浸出試験 ,  採用 ,  固液分離 ,  パラメータ