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J-GLOBAL ID：201802269146126809   整理番号：18A0402860

転移カスケードにおける選手と信号としてのマイクロRNA:新規抗転移治療法の開発のための意味【Powered by NICT】

microRNAs as players and signals in the metastatic cascade: Implications for the development of novel anti-metastatic therapies

著者 (3件)： Gandellini Paolo (Molecular Pharmacology, Department of Experimental Oncology and Molecular Medicine, Fondazione IRCCS Istituto Nazionale Tumori, Via Amadeo 42, 20133 Milan, Italy) ,  Doldi Valentina (Molecular Pharmacology, Department of Experimental Oncology and Molecular Medicine, Fondazione IRCCS Istituto Nazionale Tumori, Via Amadeo 42, 20133 Milan, Italy) ,  Zaffaroni Nadia (Molecular Pharmacology, Department of Experimental Oncology and Molecular Medicine, Fondazione IRCCS Istituto Nazionale Tumori, Via Amadeo 42, 20133 Milan, Italy)
資料名： Seminars in Cancer Biology  (Seminars in Cancer Biology)
巻： 44  ページ： 132-140  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0473A  ISSN： 1044-579X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロRNA(miRNA)は,転写後レベルで遺伝子発現を負に調節する低分子非コードRNAである。ヒト腫瘍前臨床モデルから得られた証拠を増加させる特異的miRNA,まとめて「metastamirs」と呼ばれる)は転移カスケードの種々の段階において機能的役割を果たす,プロまたは抗転移機能を発揮することを明確に示し,特異的器官に定着する腫瘍細胞を可能にするシグナル伝達媒体として挙動した。miRNAも腫瘍微小環境と癌細胞の相互作用に関与し,原発性または転移部位で活発に,複数の細胞型により放出された細胞外小胞における蛋白質またはカプセル化への結合後,循環miRNAは移転可能メッセージとして作用することによりこのクロストークにおける中心的な役割を果たしている。播種過程における特異的なmiRNAの報告された関与は転移の治療のためのmiRNAに基づく戦略の開発に注目が集まっている。,miRNA補充とmiRNA阻害法の両方を用いて,腫瘍実験モデルで行われた前臨床研究は,ヒト癌治療,主な毒性の非存在下で観察された治療活性に基づいmiRNAベースの戦略をに向けて有望である。しかし,臨床でのそれらの採用を加速するために,腫瘍への有効性と標的化デリバリーの観点におけるさらなる改良はまだ必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： クロストーク ,  毒性 ,  腫瘍 ,  小分子 ,  ターゲティング ,  遺伝子発現 ,  腫瘍細胞 ,  ヒト ,  媒質 ,  *治療法 ,  タンパク質
準シソーラス用語： 癌治療 ,  細胞型 ,  腫瘍内微小環境 ,  *マイクロRNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： マイクロRNA ,  Metastasis ,  Microenvironment ,  療法 ,  細胞外

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： カスケード ,  選手 ,  マイクロRNA ,  抗転移 ,  治療法 ,  開発 ,  意味