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J-GLOBAL ID：201802269150380928   整理番号：18A2218076

水ベース潤滑剤における添加剤のための酸化グラフェンと同じ表面化学組成を持つ酸化木材由来ナノカーボンのトライボロジー特性【JST・京大機械翻訳】

Tribological properties of oxidized wood-derived nanocarbons with same surface chemical composition as graphene oxide for additives in water-based lubricants

著者 (4件)： Kinoshita Hiroshi (Division of Mechanical Engineering, Graduate School of Engineering, University of Hyogo, Japan) ,  Suzuki Kyoko (Faculty of Engineering, Kitami Institute of Technology, Japan) ,  Suzuki Tsutomu (Faculty of Engineering, Kitami Institute of Technology, Japan) ,  Nishina Yuta (Research Core for Interdisciplinary Sciences, Okayama University, Japan)
資料名： Diamond and Related Materials  (Diamond and Related Materials)
巻： 90  ページ： 101-108  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0498A  ISSN： 0925-9635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化グラフェン(GO)と同じ表面化学組成を持つ酸化木材由来ナノカーボン(oWNC)のトライボロジー特性を,焼結炭化タングステン球と往復滑り配置を持つステンレス鋼平板を用いた水性潤滑剤中の添加物として調べた。WNCSを金属触媒炭化により4種類の木粉から合成し,改良Hummer法により強く酸化した。4つのoWNCは凝集した鎖状ナノ構造を有し,グラファイト層を維持した。加えて,4つのoWNCは,それらの高い酸化レベルのために水中で良く分散した。4つのoWNC水性分散液は潤滑を改善した。特に,スギ(J.Cedar)木材粉末から得られたoWNCの水性分散は非常に低い摩擦係数を示し,板表面上に厚いトライボ膜を形成した。他のoWNCと比較して,J.Cedar oWNCの最も特徴的な特性は小さい一次および二次粒子サイズであり,他のoWNCのそれらよりはるかに小さかった。小型のJ.Cedar oWNCは,おそらく摩擦界面に入り,ボールとプレート表面の間の直接接触を防ぎ,トライボ膜を形成する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ナノ構造 ,  *木材 ,  *酸化 ,  *潤滑剤 ,  炭化 ,  焼結 ,  粉体 ,  炭化タングステン ,  *化学組成 ,  摩擦係数 ,  ステンレス鋼
準シソーラス用語： 二次粒子 ,  トライボ膜 ,  往復滑り ,  *酸化グラフェン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 木材粉末 ,  摩擦 ,  添加剤 ,  酸化グラフェン ,  水分散

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 水 ,  潤滑剤 ,  添加剤 ,  酸化グラフェン ,  表面化学 ,  組成 ,  酸化 ,  木材 ,  ナノカーボン ,  トライボロジー特性