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J-GLOBAL ID:201802269206530703   整理番号:18A1568934

人工脂質滴におけるトリアシルグリセリド酸化の機構【JST・京大機械翻訳】

Mechanisms of triacylglycerides oxidation in artificial lipid droplets
著者 (4件):
資料名:
巻: 124  ページ: 569-570  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0414C  ISSN: 0891-5849  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脂質滴(LD)は生理学的過程において中心的な役割を持つ誘導性細胞オルガネラである。それらのサイズおよび宿主細胞型に依存して,それらは脂質貯蔵(例えば,脂肪細胞),細胞保護(非脂肪組織)および炎症(マクロファージおよび白血球)の範囲の機能を果たす。[1]LDは,リン脂質(PL)の単分子層で囲まれた中性脂質コア(トリグリセリド-タグ,コレステリルエステル-CEおよび脂肪酸-FA)から成るミセルである。酸化ストレス(例えば癌)の条件下で,脂質滴は酸化TAG(oxTAG)のレベルの増加を含むことが見出されている。[2]酸化脂質種は種々の機構により細胞過程の撹乱に関与することが示されているが,調節機能[3]にも役立つことが知られている。非酵素的脂質酸化は酸素依存性ラジカル伝播機構に基づいている。LDコアにおける高度に非極性の環境により,極性酸素中心ラジカル(例えば,ヒドロキシルラジカル)は外側のLDりん脂質単分子層を貫通することができず,ラジカル反応の他の機構は,PL単分子層からLDコアへの長寿命,疎水性有機ラジカルまたはラジカル伝搬のいずれかを含むLD中の酸化脂質の生成を支配する可能性がある。特異的組成(モル比:PC/PE 3:1;PL/TAG 1:20)と定義されたサイズ(140nm)のLDsを,示差超遠心分離ステップによって調製した。生成したミセル構造のサイズと組成を,ナノトラッキング光散乱顕微鏡と蛍光分光測光により解明した。生成したミセルをFenton化学(ヒドロキシルラジカル)またはAAPH(有機ラジカル)のいずれかにより酸化し,さらにRPC-ESI-QTOFまたはESI-LTQ-Orbitrapを用いてLC-MSにより分析した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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細胞生理一般  ,  脂質一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞構成体の機能  ,  脂質の代謝と栄養 
タイトルに関連する用語 (4件):
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