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J-GLOBAL ID：201802269407251750   整理番号：18A0343846

歩行の遊脚段階を横断する最小足クリアランスと動的安定性を統合したトリップリスクの新しい尺度【Powered by NICT】

A new measure of trip risk integrating minimum foot clearance and dynamic stability across the swing phase of gait

著者 (1件)： Schulz Brian W. (VA Office of Research and Development, Washington, DC, United States)
資料名： Journal of Biomechanics  (Journal of Biomechanics)
巻： 55  ページ： 107-112  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0632A  ISSN： 0021-9290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最小足指クリアランス(MTC)は,歩行の遊脚段階中の地面に接触しているとトリップを開始のリスクを定量化すると考えられているが,この測度を用いた方法論的課題であると旅行に関係した転倒のリスクも歩行速度および動的安定性と関連していることが示されている。本論文では,新しい尺度,トリップリスク統合(TRI),典型的には全遊脚相を横切る最小足クリアランスを考慮し,トリップによる転倒のリスクよりもむしろ床に接触する足のリスクを推定するために動的安定性を考慮に入れて単一点で計算した,多くの問題を回避するMTCを提案し,評価した。靴と床表面をデジタル化し,遅い,優先,および速い歩行速度で障害物,可視障害,と隠れた障害物のある面上での歩行は損なわれていない若い(14年齢=26±5),損なわれていない老齢(14年齢=73±7),および最近落下した高齢者(N=11,年齢=72±5)に対して計算されたMTCとTRI。MTCとTRIは,歩行速度と床面の有意な(F≧5, p≦0.005)が異なる影響を有していた。歩行速度が増加するにつれて(旅行に関係した転倒のリスクを増加させる)MTCは少なく,TRIより大きなリスクを示し,TRIは,トリップによる転倒のリスクを定量化するより良いことを示した。MTCとTRIは群による差がなかったが,TRI(F≧8, p≦0.0007)の強い速度効果は,より遅い自己選定優先歩行による転倒者のための改良されたTRIをもたらした。これは遅い歩行は旅行に関係した転倒に対する重要な共変量と潜在的な介入であることを実証した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *動的安定性 ,  測度 ,  老年 ,  老人 ,  *トリップ ,  *歩行 ,  旅行 ,  *クリアランス ,  転倒
準シソーラス用語： 共変量 ,  床面 ,  ディジタル化 ,  歩行速度 ,  *遊脚 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 最小足指クリアランス ,  不規則床 ,  障害 ,  トリッピング ,  高齢者 ,  Fallers ,  動的安定性

分類 (2件)： 筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R) ,  スポーツ医学  (GC11000Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： 歩行 ,  遊脚 ,  段階 ,  足 ,  クリアランス ,  動的安定性 ,  統合 ,  尺度