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J-GLOBAL ID:201802269494022085   整理番号:18A0477049

石英砂岩中の半脆性遷移への脆性:エネルギー論【Powered by NICT】

Brittle to Semibrittle Transition in Quartz Sandstone: Energetics
著者 (2件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 84-106  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2388A  ISSN: 2169-9313  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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三軸圧縮実験は175MPaまでの有効圧力と900°Cまでの温度で石英砂岩について実施した。著者らの実験は,脆性断層運動圧力と温度の両方の増加と共に準脆性断層運動への転移を示した。準脆性領域で変形した試料の降伏挙動は低歪で圧密楕円キャップに従うが,連続した圧縮と膨張性Mohr-Coulomb関係へと発展する。光学顕微鏡は準脆性変形は,せん断にともなう圧密と粒子破砕によるカタクラスチック流動を含むことを示すが,透過型電子顕微鏡は,試料の限定された部分における転位すべりの証拠を示した。脆性と結晶塑性機構の相対的寄与を明らかにするために,非弾性研究微小亀裂,粒界摩擦滑り,転位滑りに対する散逸エネルギーへの分配を推定した。準脆性変形は主に破砕機構で調節され,結晶塑性からの限られた寄与であることを結論した。機械的データ,アコースティックエミッション記録,および表面エネルギーの分析は,全ての高温における亜臨界亀裂の活性化を示した。,亜臨界亀裂の増強は分散粒子スケール骨折とミリメートルスケールのせん断帯の促進を介して準脆性流への遷移の原因であることを推定した。亜臨界亀裂は低応力での微小破壊の核形成を促進し,流れ応力の減少は粒内微小破壊の伝搬を遅延させた。著者らの研究は,地球における脆性断層運動から破砕流動への遷移の微視力学に及ぼす温度の重要な役割を明らかにする。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (3件):
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