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J-GLOBAL ID:201802269610963623   整理番号:18A0799373

生体高分子で二重修飾したpH応答性メソ多孔性シリカナノ粒子の調製とキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Preparation and characterization of a pH-responsive mesoporous silica nanoparticle dual-modified with biopolymers
著者 (7件):
資料名:
巻: 548  ページ: 61-69  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ポリドーパミン(PDA)とポリエチレングリコール(PEG),すなわちMSN@PDA-PEGによる表面改質により,高度に分散したpH感受性メソ多孔性シリカナノ粒子(MSN)担体を調製することを目的とした。小角X線散乱(SAXS)と透過型電子顕微鏡(TEM)測定は,厚さ~20nmのPDAとPEGの層を有する六方晶構造化MSN(タイプMCM-41)が成功裏に調製されたことを示唆した。ウシ血清蛋白質(BSA)吸着実験は,PEGの固定化後にMSN@PDA-PEGにより蛋白質の吸収が少なくなり,調製した担体のステルス特性を確認したことを示した。塩酸ドキソルビシン(DOX)をモデル薬物として使用し,MSN@PDA-PEG(DOX/MSN@PDA-PEG)にカプセル化した。DOX/MSN@PDA-PEGは,比較的高い封入効率と薬物負荷をそれぞれ最大9%と31.4%に有した。DOX/MSN@PDA-PEGのin vitro放出プロファイルは,pH応答性で段階的な薬物放出を示した。細胞毒性アッセイは,DOX/MSN@PDA-PEGが純粋なDOXと比較してA549細胞に匹敵する細胞毒性を有することを示した。DOX/MSN@PDA-PEGの細胞内分布を共焦点レーザ走査顕微鏡を用いて画像化した。PDAとPEGは,癌治療のための有望なナノキャリアとして,MSNに対して「ゲートキーパー」とステルスの役割を果たすことができることを指摘した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  高分子固体のその他の性質 

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