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J-GLOBAL ID:201802269612602732   整理番号:18A1192283

シアノバクテリア集光性複合体の分解 ビリンリアーゼ相同体NblBのNblA依存的役割【JST・京大機械翻訳】

Decomposition of cyanobacterial light harvesting complexes: NblA-dependent role of the bilin lyase homolog NblB
著者 (3件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 813-821  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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シアノバクテリアの高分子集光複合体であるフィコビリソームは,栄養制限条件下で分解される。この重要な応答は,代謝状態への光励起を調整し,過剰励起による損傷を避けるために必要である。フィコビリソームは,共有結合的に結合するフィコビリン蛋白質,アポ蛋白質から構成されている。藍藻類Synechococcus elongatusにおいて,フィコビリン蛋白質アロフィコシアニンおよびフィコシアニンは,それぞれフィコビリソームのコアおよびロッドを構成する。以前に,NblBは栄養飢餓下のフィコシアニン分解に必要な必須成分として同定された。この蛋白質は,アポ蛋白質へのビリンの共有結合を触媒する酵素であるビリインリアーゼと相同である。しかしながら,nblB不活性化株はフィコビリン蛋白質合成において損なわれないが,むしろ異常なフィコシアニン分解により特性化される。ここでは,フィコシアニン欠損株を用い,NblBがコア色素,アロフィコシアニンの分解に必要であることを示した。さらに,蛋白質NblBは栄養素十分条件下で発現するが,窒素飢餓時にはそのレベルは約2倍減少することを示した。この知見は,飢餓下で高度に誘導される発現であるNblAの分解に必須な付加的成分とは対照的である。さらに,in vivoでのフィコシアニン分解に必要なNblB残基を同定した。最後に,無細胞系におけるフィコシアニン分解を実証し,それにより,NblBが発色団脱離により色素分解を直接仲介するという示唆を支持した。NblB機能のNblAに対する依存性はこの系を用いて明らかになり,栄養素の十分条件下でのNblBの存在を示す結果と共に,NblAの発現のみを必要とする色素分解の誘導に対する迅速な機構を示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  植物の生化学 
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