抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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摂食試験は栄養素利用に及ぼす飼料中のアルファルファサイレージ(AS)を置換するアカツメクササイレージ(RCS)の効果を定量化するために泌乳牛ならびに育成子ヒツジを用いて行った。泌乳試験は処理の2×4配列を有していた:ASまたはRCSサプリメント,ルーメン保護メチオニン(RPM),第一胃保護リジン(RPL),またはRPM+RPLを摂食させなかった。グラスサイレージは,ASと乾物(DM)の13%で給餌した飼料中性デタージェント繊維(NDF)および粗蛋白質含量を均等化することであった。飼料はすべて(DMベース)5%のトウモロコシサイレージおよび16%の粗蛋白質を含んでいた。三十二頭の経産(4頭の第一胃カニューレ装着)と16頭の初産ホルスタイン種乳牛を乳におけるパリティと日によってブロック分けし,四28日間の不完全8×8ラテン方格試験における全混合飼料としての飼料を給餌した。生産データ(各期間の最後の14日間以上)と消化性と排泄データ(各期間の終わりで)は,SAS(SAS Institute Inc.,Cary,NC)のMIXED法を使って分析した。DM摂取量はRCSよりもASに1.2kg/d大きいが,泌乳量及び体重増加に差はなかった。しかし,脂肪およびエネルギー補正乳の収率と脂肪,真の蛋白質,および無脂固形物の乳含量はASに大きかった。ASと比較して,摂食RCSはDM摂取量,乳汁ラクトース含有量,および見かけのN効率の単位あたりの乳とエネルギー補正乳量を増加させ,乳中尿素を減少させた。ASと比較して,DM,有機物,NDFと酸性デタージェント繊維の見かけの消化性はRCSに大きかったが,見かけと推定された真のN消化性は低かった。アンモニア,全AA,および分枝鎖揮発性脂肪酸の尿中N排泄および第一胃内濃度はRCSに減少し,減少した第一胃内蛋白質分解を示した。RPMの添加は摂取量,乳純蛋白質及び無脂固形分含量を増加し,乳脂肪含量を増加する傾向があった。サイレージ×RPM相互作用ではなかった,RPMはASとRCSの両方に等しく限界であることを示唆した。RPLの補給は,どんな生産形質に影響を与えなかった;が,サイレージ×RPL相互作用は摂取量で検出された:RPLは,AS飼料の摂取量を減少させたがRCS飼料の摂取を増加させた。重複代謝試験は,代謝箱に閉じ込められた子羊を用いて行い,サイレージのみを与えた。適応後,サイレージ拒否および排泄物の収集は不断給餌DM摂食体重の2%に限定され続いて中に行った。DMの摂取量は異ならなかったサイレージを不断給餌した。DM,有機物,NDFとヘミセルロースの見かけの消化性は自由摂取と制限摂取の両方にRCSを給与している子羊における大きかった;が,酸性デタージェント繊維消化性は制限摂取で大きいだけであった。見かけと推定された真のN消化性は実質的に低く,N保持は減少し,RCSであった。結果は,RCSを給餌した乳牛における反芻動物およびN効率における大きなDMおよび繊維消化率を確認した。RCSにLysバイオアベイラビリティの特異的損失は観察されなかった。乳組成に基づいて,Metは両サイレージに最初の限定アミノ酸であった;が,Metは生産および養分効率に基づいて律速でなかった。抑制真のN消化性はRCSから瘤胃非分解性蛋白質の損傷した腸内消化を示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
