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J-GLOBAL ID:201802269721360234   整理番号:18A0404109

ヒトRAD51蛋白質のmultimerization/BRCA2結合領域における体細胞および生殖細胞系列変異に起因する再結合活性の欠陥【Powered by NICT】

Defects in recombination activity caused by somatic and germline mutations in the multimerization/BRCA2 binding region of human RAD51 protein
著者 (10件):
資料名:
巻: 60  ページ: 64-76  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1339A  ISSN: 1568-7864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトRAD51レコンビナーゼはDNA二本鎖切断のエラーフリー,相同性指向性修復に必須であることをDNA対合と鎖交換活性を有していた。RAD51の再結合活性は,切除したDSB末端で一本鎖DNA上のシナプス前フィラメントへの集合時に活性化される。RAD51の変異またはBRCA2などの調節因子によるフィラメント集合の欠損はヒト癌と関連している。ここでは,RAD51のmultimerization/BRCA2結合領域に位置する二種の新規RAD51ミスセンス変異体を記述した。F86Lはシナプス前フィラメントにおける隣接RAD51プロトマー間の界面に影響する乳房腫瘍由来体細胞変異体である。E258AはRAD51のN末端とRecA相同性ドメインの間の界面領域にマップされる生殖細胞系列変異体である。両変異体は変化したDNA鎖交換活性を含む異常生化学を示した。両変異体は野生型RAD51のDNA鎖交換活性を阻害し,ネガティブドミナンスの機構を示唆した。F86L単独は,ロバストなDNA鎖交換活性を示すことから,野生型RAD51にF86Lの阻害影響は驚くべきものがある。著者らの知見はDNA鎖交換熟達した変異体は野生型RAD51と負の機能的相互作用を持つことを示した。RAD51のヘテロ接合F86LまたはE258変異はゲノムの不安定性を促進し,それによって腫瘍進行に寄与する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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分子遺伝学一般 

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