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J-GLOBAL ID:201802269771910279   整理番号:18A0178426

東日本大地震および津波で荒廃した南蒲生下水処理場の改築

REBUILDING THE MINAMI-GAMO WASTEWATER TREATMENT PLANT DEVASTATED BY THE GREAT EAST JAPAN EARTHQUAKE AND TSUNAMI
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 298-304(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0065B  ISSN: 2187-5103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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南蒲生下水処理場(MGWTTP)は,仙台市下水システムにとって最も重要な施設である。同施設では,仙台市の都市廃水の約70%を処理している。2011年3月11日,同施設は,東日本大地震および続いて起こった津波によって荒廃した。その基礎は重度に損傷した。沈降槽および貯槽は曲がった。大半の機械的および電気的装置が下水で浸水し流失した。MGWTTPは完全にその下水処理機能を失った。この損傷により仙台市役所は,MGWTTPは補修不可能であり,代わりに新品の下水処理施設(WTTP)として再構築すべきであることを決定した。新しいWTTPの構築中,仙台市の衛生環境を維持するために,仮設都市下水処理が,国土交通省の国内下水災害対策会議によって提案された廃水基準BOD60mg/lに適合するように求められた。したがって仙台市役所は繊維体を用いた接触酸化を用いた中度処理を実行した。MGWTTPは,日本でこの方法を採用した最大のWTTPとなった。中度処理施設を操作して,新しいMGWTTPが東日本大地震後5年に完成した。本論文では,新しいMGWTTPの完成までの過程を概説した。2015年仙台シンポジウムで採用された下水工事災害リスク低減の仙台宣言も紹介した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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下水・廃水処理施設 
引用文献 (2件):
  • 1) Construction Bureau, City of Sendai : Restoration and Reconstruction of Sendai Wastewater Utility after the Great East Japan Earthquake, 2013.
  • 2) Construction Bureau, City of Sendai : The Third United Nations (UN) World Conference on Disaster Risk Reduction. 2015 Sendai Symposium on Sewerage Works Disaster Risk Reduction Report, 2015.
タイトルに関連する用語 (4件):
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