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J-GLOBAL ID：201802269788529035   整理番号：18A0930060

多様な生物と試料タイプからのDNAの同時分析のための最適抽出法【JST・京大機械翻訳】

Optimal extraction methods for the simultaneous analysis of DNA from diverse organisms and sample types

著者 (3件)： Hermans Syrie M. (School of Biological Sciences, University of Auckland, Auckland, New Zealand) ,  Buckley Hannah L. (School of Science, Auckland University of Technology, Auckland, New Zealand) ,  Lear Gavin (School of Biological Sciences, University of Auckland, Auckland, New Zealand)
資料名： Molecular Ecology Resources  (Molecular Ecology Resources)
巻： 18  号： 3  ページ： 557-569  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2685A  ISSN： 1755-098X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境DNA(eDNA)を用いて,ミクロおよびマクロ生物の分布を評価することはますます一般的になっている。しかし,これらの研究の比較可能性と信頼性は,異なるDNA抽出法が異なる生物の検出にどのように影響し,これが試料タイプ間でどのように変化するかについての証拠を欠いているので,十分に理解されていない。本研究の目的は,6つのDNA抽出法に関連するバイアスを定量化し,複数の生物と試料タイプを標的とするeDNA研究に最適なものを同定することであった。著者らは,土壌,葉リター,河川水,河川堆積物,河川生物膜およびキックネットサンプル,ならびにモックコミュニティからの細菌,菌類,植物,動物および魚DNAを同時に抽出するための各方法の能力を評価した。方法選択は,分類群と試料型のいくつかの組合せに対するα-多様性に影響を及ぼし,細菌群集において発生する大部分の差異を伴った。細菌,菌類および植物のモック群集からDNAを抽出するために単一法を最適に実施したが,異なる方法は無脊椎動物および魚のモック群集に対して最良の性能を示した。反復抽出から生じた群集組成の類似性によって測定された方法の一貫性は変化し,動物群集に対して最低であった。まとめると,これらのデータは,異なる試料タイプと分類群タイプの両方に対するDNA抽出に関連したバイアスの最初の包括的評価を提供し,普遍的DNA抽出法としてDNeasy Power土壌を同定することを可能にした。eDNA抽出のための標準化したアプローチの採用は,結果がより信頼性のあることを保証し,バイアスを定量化し,それにより生態学的研究ツールとしてeDNAを前進させる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生態学 ,  細菌 ,  河成堆積物 ,  生物膜 ,  河川 ,  河川水 ,  無脊椎動物 ,  バイアス ,  *DNA【核酸】 ,  類似性 ,  信頼性
準シソーラス用語： 群集構造 ,  細菌群集 ,  分類群 ,  DNA抽出 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： DNA抽出 ,  EDNA ,  環境DNA ,  大型生物 ,  微生物

分類 (3件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  微生物検査法  (EG02020G) ,  河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生物 ,  試料 ,  タイプ ,  DNA ,  同時分析 ,  抽出法