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J-GLOBAL ID:201802269824980736   整理番号:18A0154866

重症喘息患者における炎症性表現型は異なる気道微生物学と関連している【Powered by NICT】

Inflammatory phenotypes in patients with severe asthma are associated with distinct airway microbiology
著者 (32件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 94-103.e15  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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喘息病態生理と治療反応性は炎症性表現型により予測した。しかし,気道微生物学と喘息表現型の間の関係は十分に理解されていない。症状安定ぜん息と関連組成気道炎症表現型および他の表現型特性患者における気道微生物相を特性化することを目的とした。多施設無作為化対照試験のためのスクリーニング成人患者から採取したかくたん試料の微生物組成は16S rRNA遺伝子配列決定を用いて決定した。炎症性表現型はかくたん好中球と好酸球細胞比率により定義した。微生物叢はα およびβ 多様性測度を用いて定義し,interphenotype差は割合,ネットワーク解析,および分類群変化の類似性を用いて同定した。気道微生物学の表現型予測因子は,多変量線形回帰を用いて同定した。微生物叢組成は,167人の参加者で測定し,好酸球(n=84),好中球(n=14),paucigranulocytic(n=60),または好中球好酸球(n=9)喘息表現型混合として分類した。気道微生物学は好酸球性参加者と比較して好中球で有意に少ない多様な(P=.022)とより異種(P=.005)であった。,好酸球比率ではなく,かくたん好中球比率は,これらの多様性測定(α 多様性:Spearmanの順位相関係数 0.374,p<.001;β多様性:R=0.238,P=.002)と有意に相関した。Interphenotype差は高い相対豊度で病原性分類群のより大きな頻度により特性化し,好中球性喘息患者におけるStreptococcus,Gemella,Porphyromonas分類群相対存在量を減少させた。多変量回帰はかくたん好中球割合は微生物叢組成の最も強い予測因子であったことを確認した。好中球性喘息は他の炎症性表現型,特に好酸球性喘息患者で見られるそれと顕著に異なることを気道微生物学と関連している。微生物叢組成の違いは,抗菌およびステロイド療法への反応および肺感染のリスクに影響する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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微生物の生態 

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