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J-GLOBAL ID:201802270007698381   整理番号:18A0142728

カルシウムシグナル伝達の比較トランスクリプトーム解析とAspergillus cristatusにおけるナトリウム/カルシウム交換体の発現解析【Powered by NICT】

Comparative transcriptome analysis of the calcium signaling and expression analysis of sodium/calcium exchanger in Aspergillus cristatus
著者 (8件):
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巻: 58  号:ページ: 76-87  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0359A  ISSN: 0233-111X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Aspergillus cristatusは異なったNa濃度下での様々な段階に発展する0.5M NaCl中の有性世代および3M NaClにおける無性発生段階。A.cristatusにおけるCa~2+シグナル伝達経路は,塩ストレスの変化に応答したかどうかを調べるために,0.5MのNaClと3MのNaClで培養したそれぞれA.cristatusにおける遺伝子発現レベルを分析した。BLAST解析結果によれば,A.cristatusにおける25Ca~2+シグナル伝達蛋白質を同定した。種々の塩濃度で培養したA.cristatusにおけるCa~2+-シグナル伝達経路に関与するほとんどの遺伝子の発現レベルは有意差を示し,Ca~2+シグナル伝達経路は,塩ストレスの変化への応答に関与することを示した。酵母では,カルシウムイオン流入のみ蛋白質は塩ストレスの変化への応答に関与することが報告された。これまで,カルシウム/ナトリウムイオンの交換器の蛋白質は報告されていない。,KEGGデータベースからのナトリウム/カルシウムエクスチェンジャー(NCX)蛋白質を得た。A.cristatusのncx遺伝子をクローン化し,特性化した。ncx遺伝子の全長は3055bpであり,994アミノ酸をコードする2994bpのオープンリーディングフレームを含んでいた。性的発育段階及び無性発生段階におけるncxの発現レベルは,それぞれ~菌糸形成段階のそれの8.94倍と~2.57倍であった。ncx遺伝子ナトリウムストレスに耐性になるようにアップレギュレートされることを示唆した。研究結果は,Ca~2+シグナル伝達機構とイオン交換機構の更なる探索の基礎を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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