抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国原産の早生樹「コウヨウザン」は,幹が通直で成長が早いこと,さし木による増殖が可能で萌芽性にも優れていることから,西南日本における新たな造林樹種の一つとして期待されています。これまでの研究の結果,コウヨウザンは,照葉樹林帯が植栽の適地であること,スギの適地ではスギを上回る成長を示すこと,成熟材ではヒノキと同等の材質を示すこと等が明らかとなりました。また,さし木クローンが植栽された林分で,クローン毎に成長と材質の評価を行い,22クローンを優良系統として選定しました。今後,これらの優良系統を使って種子や穂木を採取する採種穂園を造成していくことにより,優良な造林用種苗の生産が期待されます。(著者抄録)