文献
J-GLOBAL ID:201802270048004883   整理番号:18A1226904

グローバル化時代の台湾バナナと日本市場-台湾の輸出戦略と日本市場向けバナナの生産・流通の動向-

Taiwan’s Banana Industry and the Japanese Market in the Age of Globalization: Production and Distribution Strategy for Export to Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 261-279(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0152A  ISSN: 1880-8107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
バナナの生産・流通・消費においてグローバル化が進んでおり,多国籍アグリビジネスは重要な役割を演じている.しかし,日本と台湾との間には,植民地時代を背景として,独特な生産と流通の仕組みが維持され,日本市場は台湾バナナにとって依然として重要な存在である.日本市場がグローバル化の影響を受けて多様化する中で,台湾はバナナの生産と輸出において大きな変化を迫られている.本稿では,輸出自由化後の日本向けバナナ産業の特徴について検討した.輸出自由化後,台湾では,国内価格の影響を受けて輸出価格が決定されるようになった.日本では,台湾バナナの品質が向上し,流通過程の統合の動きがみられた.しかし,依然,伝統的な流通が残っており,川下主導で価格決定される日本側との差異が浮き彫りになった.製糖会社の土地による輸出用バナナ栽培では,借地面積に上限があり,生産者を保護しながら輸出強化を図るという新たな局面を迎えている.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営  ,  果樹 
引用文献 (20件):
  • 新木秀和 2007.エクアドルのバナナ産業の新しい展開.星野妙子編『ラテンアメリカ新一次産品輸出経済論--構造と戦略』253-281.アジア経済研究所.
  • 荒木一視 2002.『フードシステムの地理学的研究』大明堂.
  • 江波戸 昭・上坂修夫・赤坂暢穂 1973.最近の台湾における農業・農村の地域的変貌.明治大学人文科学研究所紀要11: 1-73.
  • 兒玉公一郎・兒玉研究室 2014.小規模商店の競争力の分析--青果専門店の事例研究.明星大学経営学研究紀要9: 101-122.
  • コッペル,D.著,黒川由美訳2012.『バナナの世界史--歴史を変えた果物の数奇な運命』太田出版.Koeppel, D. 2008. Banana: The fate of the fruit that changed the world. New York: Plume.
もっと見る

前のページに戻る