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J-GLOBAL ID:201802270164735374   整理番号:18A1980895

南海トラフ巨大地震の津波被災想定地域における「事前復興」の取組実態と課題

The Actual Cases of Efforts and Challenges:” Pre-Disaster Planning for Post-Disaster Recovery ” in the tsunami-disaster prone area along the Nankai Trough
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 889-896(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0606B  ISSN: 1348-284X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,極めて高い切迫性で発生が予測される南海トラフ巨大地震の津波被災想定地域(5県9市町)を対象に,事前復興の観点で公共公益施設や住宅等の浸水被害を低減する対策検討事例の実態調査を実施し,先行的取組から実施上の課題や工夫を俯瞰して抽出することで,今後各地で展開される安全な地域への移転事業計画に示唆を与えることを目的とする.政策実施担当者等へのインタビュー調査から,(1)公助主体で実施可能な公共公益施設の高台移転事業は,施設の老朽化や人口減少も背景に順次実施されているが,地域合意を要する面的な住宅の移転や土地利用規制の取組は実現に至っていないこと,(2)高台移転を検討する地域では,道路事業や農地整備事業など地域で動いている他事業との連動により,住宅更新期を迎えた移転希望者や域外移住者,次世代のための安全な高台を創出する取組が検討されていること等を明らかにした.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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開発,再開発,都市整備  ,  自然災害 
引用文献 (17件):
  • 1) 山中茂樹(2009):事前復興計画のススメ-この国の明日を紡ぐ,研究紀要災害復興研究2009 Vol.1,pp.181
  • 2) 市古太郎(2012):2000年代に展開した「震災復興まちづくり訓練」の実施特性と訓練効果の考察:ポスト東日本大震災期の事前復興対策を考えるための基礎的検証,都市計画論文集Vol.47 No.3,pp.877-882
  • 3) 金玟淑,佐藤克志,牧紀男,平田隆行,稲地秀介,岸川英樹,田中秀宜(2017):「地域の営み」の継続に着目した事前復興計画策定手法の構築-和歌山県由良町衣奈での住民参加型ワークショップを通して-,地域安全学会論文集,No.30,pp.1-11
  • 4) 山中英生(2017):持続可能な津波防災・地域継承のための土地利用モデル策定プロセスの検討,戦略的創造研究推進事業,2013年度~平成2016年度
  • 5) 浅野純一郎,上田政道(2016):津波危険区域の市街化調整区域における開発許可制度運用と課題に関する研究,都市計画論文集Vol.51 No.3,pp944-951
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