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J-GLOBAL ID：201802270286697195   整理番号：18A1132752

北部エチオピア高地における測定とモデリングによる流出と堆積物収量に対する土壌と水保全構造の総合的影響評価【JST・京大機械翻訳】

Integrated impact assessment of soil and water conservation structures on runoff and sediment yield through measurements and modeling in the Northern Ethiopian highlands

著者 (8件)： Melaku Nigus Demelash (Institute of Hydraulics and Rural Water Management, University of Natural Resources and Life Sciences (BOKU), Vienna, Austria) ,  Melaku Nigus Demelash (Landscape-based Environmental System Analysis & Modeling (LESAM) Laboratory, Dept. of Geography, University at Buffalo - The State University of New York (SUNY), Buffalo, USA) ,  Melaku Nigus Demelash (Gondar Agricultural Research Center, Gondar, Ethiopia) ,  Renschler Chris S. (Institute of Hydraulics and Rural Water Management, University of Natural Resources and Life Sciences (BOKU), Vienna, Austria) ,  Renschler Chris S. (Landscape-based Environmental System Analysis & Modeling (LESAM) Laboratory, Dept. of Geography, University at Buffalo - The State University of New York (SUNY), Buffalo, USA) ,  Flagler Jared (Landscape-based Environmental System Analysis & Modeling (LESAM) Laboratory, Dept. of Geography, University at Buffalo - The State University of New York (SUNY), Buffalo, USA) ,  Bayu Wondimu (Catholic Relief Services, Addis Ababa, Ethiopia) ,  Klik Andreas (Institute of Hydraulics and Rural Water Management, University of Natural Resources and Life Sciences (BOKU), Vienna, Austria)
資料名： CATENA  (CATENA)
巻： 169  ページ： 140-150  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1943A  ISSN： 0341-8162  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エチオピアのような人口増加による発展途上国は,土地水資源の劣化を経験した。この問題に取り組むために,土壌と水保全(SWC)が実施され,最近,エチオピア政府によって促進された。しかし,流出と土壌浸食に関するSWC実践の有効性は,それらの長期的および短期的影響のために詳細に研究されていなかった。統合測定とモデリング研究を,Gumara-Maksegnitサブ流域において2012年から2014年まで実施し,水侵食予測プロジェクト(GeoWEPP)モデルに対する地理空間インタフェイスを用いて流出と堆積物収量に及ぼすSWC構造の影響を評価した。研究は,SWC構造が流域の1つ(処理されたサブ流域)で構築された2つの隣接したより小さい流域で行われたが,他の1つはSWC構造のない対照流域(未処理のサブ流域)であった。処理されたサブ流域は27.1haの面積を持ち,未処理のサブ流域は31.7haの面積を持っている。流出と堆積物収率は,観測とGeoWEPPモデルシミュレーションに基づいて比較した。GeoWEPPモデルシミュレーション結果は,両サブ流域(未処理のR2=0.68とNSE=0.43,処理されたサブ流域のR2=0.61とNSE=0.84)に対して,毎日の流出を満足に予測した。同様に,モデル予測は,堆積物収率において満足できる結果を示した(未処理に対してR2=0.61およびNSE=0.59,処理されたサブ流域に対してR2=0.57およびNSE=0.81)。SWC構造は傾斜勾配を減少させ,流れ蓄積を変化させた。観測とシミュレーション研究は,未処理のサブ流域と比較して,処理したサブ流域表面流出が約19%減少したと結論した。同様に,処理されたサブ流域で構築されたSWC構造は,流域面積の49%から38%まで10t ha~(-1)y-1の設定目標限界以上の土壌損失を発生させる全面積を減少させると推定された。SWCは,エチオピアのこれらの高地流域において,28~38%の堆積物収率の著しい減少をもたらした。結果は,SWC構造がエチオピア高地における土地劣化を防止するために重要な影響を持つことを確認した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 表面流出 ,  流域 ,  シミュレーション ,  浸食 ,  予測 ,  *モデリング ,  土壌侵食 ,  水資源 ,  モデル ,  発展途上国 ,  *高地 ,  地理学 ,  *エチオピア連邦民主共和国 ,  *堆積物
準シソーラス用語： 人口増加 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 土地劣化 ,  堆積物収率 ,  土壌と水保全 ,  Geowepp ,  流域

分類 (2件)： 土壌管理  (FB04070J) ,  流出解析  (DC07030N)

タイトルに関連する用語 (9件)： エチオピア ,  高地 ,  モデリング ,  流出 ,  堆積物 ,  収量 ,  土壌 ,  水保全 ,  影響評価