抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「インテリア」は住宅計画や設計文献に広く使われているが,その意味は状況によって変化するのでその意味は多少あいまいである。住宅産業では様々な「インテリア」表現や概念が使われているが,それらの違いは理解が難しい。広い範囲のニーズがインテリアデザインの観点から見られ,その重要性は技術革新の中でも増加している。住宅インテリアに関する適切な情報は,専門家の活動と同様に,計画と設計のための適切な時間に必要である。この観点から,インテリアデザインに関する思考の表現,概念,および方法を組織化することが必要である。本論では日本における住宅インテリア計画と設計に関して蓄積された研究成果について述べた。1980年代では,注目はインテリアデザインと技術革新に焦点を合わせており,1990年代では,広範囲の市場研究を実施した。しかし,このような研究は2000年代にはほとんど行われておらず,この分野での発展は見られなかった。しかし,最近,住宅革新における関心の高まりとインテリアデザインに対する需要の多様化によって,インテリアデザインに関する研究を行うためにますます多くの機会がある。将来,住宅市場と消費者ライフスタイルに関する現在の研究の更新として,新しい展望とより広い領域からの研究が必要となるであろう。(翻訳著者抄録)