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J-GLOBAL ID:201802270373019172   整理番号:18A0434383

CD90~+心臓線維芽細胞はラットにおける急性心筋障害の線維症を減少させる【Powered by NICT】

CD90+ cardiac fibroblasts reduce fibrosis of acute myocardial injury in rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 96  ページ: 20-28  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0255C  ISSN: 1357-2725  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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in vitro心筋細胞と急性心筋梗塞ラットにおける修復機能にCD90~+心臓線維芽細胞(CF)の分化傾向を探求すること。CD90~+亜集団はラットCFフローサイトメトリーから分類した。10μmoL L 5-アザシトシン(5-アザ)は心筋細胞へのCFの分化を誘導した。急性心筋梗塞モデルラットでは左冠動脈前下行枝の結紮により調製した。核はDAPIで標識した後,誘導されたCD90~+CFは梗塞辺縁帯に注入した。冠状動脈結さつ前に,結さつ後40分,細胞移植後7日と14日で,心機能変化は,それぞれ超音波イメージングシステムによって検出した。cTnTと内皮細胞マーカー第VIII因子は免疫蛍光染色により検出した。梗塞サイズは,TTC染色により検討した。線維症はMasson’s standトリクローム染色,ビメンチン,I型およびIII型コラーゲン染色で評価した。フローサイトメトリーによる選別CD90~+CFは34.9%であった。誘導後28日目に,cTnT陽性率は61.17±9.75%であった。移植後7日目と14日目で左室駆出率(LVEF)と左室内径短縮率(LVFS)が有意に移植前(P<0.05)と比較して増加した。移植後十四日目にLVEF,LVFSも七日目(LVEF: 61.40±2.45% vs. 56.25±2.9%, LVFS: 33.21±0.68% vs. 30.26±2.06%, P<0.01)に比べて有意に増加した。さらに,少数CD90~+CFのは心筋細胞に分化し,血管新生に関与するようになった。CD90~+CFとCFは14日で心筋梗塞の大きさを低下させた。CF移植群ラットで有意に小さいにおけるMI群(24.78±2.28% vs. 31.28±2.83%, P<0.05)よりも,もCD90~+CF移植群ラットで有意に小さいCF移植群(17.47±4.15% vs. 24.78±2.28%, P<0.05)であった。一方,線維化面積の割合と梗塞境界領域と梗塞領域におけるビメンチン,I型とIII型コラーゲンは,CD90+CFで有意に減少した。CD90~+CFは,心筋形成分化の優勢な亜集団である,心臓再生と修復の基礎的・臨床的研究の種細胞として利用可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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循環系の基礎医学 
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