文献
J-GLOBAL ID:201802270386299686   整理番号:18A1262445

クリゾチニブとエルロチニブはc-Met+/EGFRVIII+初代ヒト神経膠芽細胞腫異種移植片の増殖を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Crizotinib and erlotinib inhibits growth of c-Met+/EGFRvIII+ primary human glioblastoma xenografts
著者 (19件):
資料名:
巻: 171  ページ: 26-33  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3387A  ISSN: 0303-8467  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
c-Metおよび上皮成長因子受容体(EGFR)のような受容体チロシンキナーゼ(RTK)は,膠芽腫の悪性進行に関与する。研究により,RTK系は異なる及び重複する発癌性下流シグナル伝達経路を共調節できることを示した。構成的に活性化されたEGFR欠失変異体であるEGFRvIIIは,腫瘍増殖を増加させ,HGFに対する腫瘍増殖反応を減少させる。逆に,c-Met経路の活性化はEGFR経路阻害剤への腫瘍増殖応答を減少させる。以前に,EGFRvIIIとc-Met経路阻害剤が,EGFRvIIIを発現するように設計された同質遺伝子GBM細胞系における腫瘍増殖を阻害することを報告した。より最近,研究は,グリア芽細胞腫多形におけるRTKシグナリングを標的とするにもかかわらず,幹様腫瘍増殖細胞のサブ集団が腫瘍細胞集団を補充し,腫瘍再発をもたらすことを示唆する。Mayo39とMayo59異種移植系統を培養し,異種移植を維持した。皮下異種移植片を,皮下異種移植を生み出すためにヌードマウスで連続的に継代した。異種移植片を6~8週齢のヌードマウスに移植した。腫瘍が実質的な大きさ(150mm~3)に達すると,マウスは4つの群にランダムに分けられた。1)対照車,2)クリゾチニブ(クリゾブ),3)エルロチニブ(エルロット),4)クリゾチニブ+エルロチニブ(n=5)。併用におけるクリゾチニブ(c-Met経路阻害剤)およびエルロチニブ(EGFR経路阻害剤)は,Mayo39およびMayo59初代GBM皮下異種移植片において腫瘍増殖,ホスホ-EGFRvIII,ホスホ-Met,ホスホ-AKT,ホスホ-MAPKおよび神経球増殖を有意に阻害した。幹細胞マーカーネスチン,Musashi,Olig2およびSox2の発現も,c-Met阻害により有意に下方制御されたが,エルロチニブとの共処理により,相加的なダウンレギュレーションは見られなかった。これらの結果は,c-MetとEGFR阻害剤療法によるこれらの2つの平行経路の標的化がグリア芽細胞腫モデルにおいて実質的な抗腫瘍活性を提供することを示す著者らの以前の知見と一致している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  神経系の腫よう 

前のページに戻る