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J-GLOBAL ID:201802270391287901   整理番号:18A1195723

異なる線維症段階によるHBV感染肝生検のプロテオミクスプロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Proteomic profiling of HBV infected liver biopsies with different fibrotic stages
著者 (11件):
資料名:
巻: 15  号:ページ:発行年: 2017年 
JST資料番号: U7393A  ISSN: 1477-5956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:B型肝炎ウイルス(HBV)は,世界的な健康問題であり,未治療のままの感染患者は,肝硬変と最終的に肝細胞癌を発症する可能性がある。本研究は,潜在的な新しい治療標的とバイオマーカーの描写のためのHBV関連肝線維症と関連する経路を明らかにすることを目的とする。【方法】異なる線維症ステージ(F1~F6)を有するHBV感染患者47名からの課題サンプルを,2D-DIGEプロテオミックスクリーニングのために登録した。差次的に発現した蛋白質を質量分析により同定し,ウエスタンブロット法により検証した。機能的プロテオミクス関連をEnrichNet応用によって分析した。【結果】線維症段階の変化は,アポリポ蛋白質A1(APOA1),ピルビン酸キナーゼPKM(KPYM),グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH),グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(ALDH1A1),トランスフェリン(TRFE),ペルオキシレドキシン3(PRDX3),フェナジン生物合成様ドメイン含有蛋白質(PBLD),イムグロブリンκ鎖C領域(IGKC),アネキシンA4(ANXA4),ケラチン5(KRT5)で観察された。Reactome及びKeggデータベースによる濃縮分析は,血小板放出,解糖及びHDL仲介脂質輸送経路の関与の可能性を強調した。さらに,ストリング解析により,HBx(B型肝炎X蛋白質)の相互作用パートナーの1つであるHIF-1α(低酸素誘導因子1-α)は,肝線維症で観察される解糖応答と酸化ストレスの変化に役割を果たす可能性があることを明らかにした。【結論】著者らの知る限りでは,これは,蛋白質レベルにおける変化を調査し,異なる線維症段階の間の経路に影響を及ぼすHBV感染線維性ヒト肝臓組織を研究する最初のプロトミック研究である。HBx存在により引き起こされる解糖経路の観察された変化,従ってHIF-1αとの相互作用は新規治療目的のための標的経路となり得る。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (47件):
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