文献

J-GLOBAL ID：201802270417367891   整理番号：18A1202694

乱流軸流により誘起されたロッド組立振動の数値シミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Numerical simulations of rod assembly vibration induced by turbulent axial flows

著者 (3件)： De Santis D. (Nuclear Research and Consultancy Group (NRG), Westerduinweg 3, 1755 LE Petten, The Netherlands) ,  Kottapalli S. (Nuclear Research and Consultancy Group (NRG), Westerduinweg 3, 1755 LE Petten, The Netherlands) ,  Shams A. (Nuclear Research and Consultancy Group (NRG), Westerduinweg 3, 1755 LE Petten, The Netherlands)
資料名： Nuclear Engineering and Design  (Nuclear Engineering and Design)
巻： 335  ページ： 94-105  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0189B  ISSN： 0029-5493  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,軸方向乱流における裸棒バンドルの核応用に関連する種々の観点を数値シミュレーションにより研究した。本研究では,最初に剛体棒間の狭い間隙における流れ場の流体力学特性を調べ,次にそれが柔軟な棒の振動の動力学の研究に焦点を当てた。最初に,2ロッド組立を検討した。このシステムは,小さい直径対直径比と大きな壁対直径比を有する乱流軸流中の二つの同一ロッドから構成されている。剛体棒の場合,流れ場は,類似のReynolds数で以前の実験研究で観察されたものに近い特性周波数を持つロッド間のギャップにおける強い軸流脈動の存在により特徴付けられることが分かった。次に,棒の流れ誘起振動(FIV)を研究するために,強結合数値流体-構造相互作用(FSI)シミュレーションを行った。ロッドの座屈は,間隙中の流体がロッドを押すので起こり,それが速度変動のために持続的な振動を受けるためであることが分かった。さらに,流体力学的結合により,ロッドの振動は互いに独立ではないが,システムは全体として振動する。これは,真空中の構造の固有振動数の各々に対する一対の周波数の存在を示すスペクトル解析により確認される。次に,2ロッドケースの同じピッチ対直径比を有する7ロッド組立を研究した。数値シミュレーションは,脈動の周波数が2ロッドの場合に観測されるよりもわずかに低いにもかかわらず,間隙における強い流れの脈動の存在を明らかにした。数値FSIシミュレーションにおいて,非常に複雑なロッド-ロッド相互作用が,大きな振動と座屈変形の出現によって観察された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 強結合 ,  剛体 ,  流れ場 ,  脈動 ,  固有振動数 ,  軸方向 ,  周波数 ,  *シミュレーション ,  *軸流 ,  *乱流 ,  Reynolds数 ,  流体力学 ,  相互作用 ,  流体誘起振動
準シソーラス用語： *数値シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 流れ誘起振動 ,  流体-構造相互作用 ,  乱流 ,  モーダル解析 ,  ロッド束

分類 (2件)： 原子炉熱力学  (MD02030Q) ,  燃料要素  (MD04030E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 乱流 ,  軸流 ,  誘起 ,  ロッド ,  組立 ,  数値シミュレーション