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J-GLOBAL ID:201802270427244450   整理番号:18A1394719

PTR-TOF-MS法における試薬イオンとしてのO_2+を用いた気相ヨウ化メチルの定量化【JST・京大機械翻訳】

Quantification of the gas phase methyl iodide using O2 + as the reagent ion in the PTR-ToF-MS technique
著者 (5件):
資料名:
巻: 431  ページ: 43-49  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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分子状酸素イオン(O_2+)とヨウ化メチル(CH_3I)間の電荷移動反応を研究し,気相CH_3Iの一貫した環境定量が事前較正なしで可能であるかどうかを調べた。中性CH_3I分子は,この化合物が原子力発電所の安全性と原子力エネルギーの分野において大気化学と環境重要性のために選ばれた。分子状酸素を,分子状酸素イオン(O_2+)を生成するために,市販のプロトン移動反応飛行時間質量分析計(PTR-ToF-MS)における試薬イオン源として用いた。O_2+イオンの使用は,電子交換反応O_2++CH_3I→CH_3I++O_2による気相CH_3Iの迅速,高感度,特異的検出を可能にした。装置応答は0.23~150ppbv範囲で線形であり,その感度は湿度に依存しなかった。10~6cpsのO2+計数率によって正規化されたCH3Iの検出感度は,相対湿度に依存しないS=22.6±0.3NCP/ppbvであった。典型的なO2+一次イオン信号は(2.0±0.2)×106cpsであった。最低測定CH_3I濃度は0.23±0.10ppbであった。誤差は±σである。双極子モーメントと分子分極率値に基づく理論的衝突速度をLangevin衝突速度(k_L)近似,平均双極子配向(ADO)理論および軌道計算に基づく捕獲速度係数(k_CAP)を用いて計算した。O_2+イオンとCH_3I間の電子移動反応に対する実験速度定数k_expは1.72±0.22×10-9cm~3s-1と計算された。リストされた誤差は±σで,精度のみを表す。実験的に決定された値は,理論的衝突速度値,kL=1.24×10-9cm~3s-1,Kado=1.73×10-9cm~3s~-1およびkCAP=1.48×10-9cm~3s-1と非常に良く一致した。得られた結果はPTR-MS技術が気相CH_3Iを定量するための優れた分析法であることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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質量分析  ,  荷電体衝撃・放電による反応  ,  質量分析計 
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