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J-GLOBAL ID：201802270499875483   整理番号：18A1499334

修正カムクレイモデルを破壊規準に用いた剛塑性有限要素法について

RIGID PLASTIC FINITE ELEMENT METHOD USING MODIFIED CAM-CLAY MODEL

著者 (4件)： 山栗祐樹 (金沢大学大学院 自然科学研究科 環境デザイン学専攻) ,  小林俊一 (金沢大学 理工研究域 環境デザイン学系) ,  西藤潤 (京都大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻) ,  松本樹典 (金沢大学 理工研究域 環境デザイン学系)
資料名： 土木学会論文集 A2(応用力学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A2 (Applied Mechanics) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_333-I_342(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0102B  ISSN： 2185-4661  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,修正カムクレイモデルに従う材料の排水条件下の初期降伏挙動を対象に,混合型剛塑性有限要素法で解く方法を報告する.破壊規準が凸制約条件の中でも性質の良い2次錐制約条件で書けることに注目し,2次錐最適化問題として定式化を行った.定式化の妥当性をチェックするため,5要素あるいは24要素にメッシュ分割した立方体供試体を対象に,排水3軸圧縮試験の要素シミュレーションを実施した.シミュレーションでは異なる初期拘束圧を設定し,異なる応力経路に整合した塑性挙動に注目した.その結果,得られる塑性応力場は理論計算とも完全に一致すること,節点速度場から得たひずみ速度場が関連流れ則が満足していることを確認した.さらに数値解析は安定で良好な収束性を示した.これらから定式化の妥当性を確認できた.(著者抄録)

シソーラス用語： 力学 ,  状態 ,  挙動 ,  地盤 ,  *解析モデル ,  *修正 ,  *判定基準 ,  *有限要素法 ,  *剛塑性 ,  混合 ,  制約条件 ,  錐 ,  二次処理 ,  降伏 ,  初期 ,  三軸圧縮試験 ,  排水 ,  シミュレーション ,  条件 ,  部分
準シソーラス用語： 土質力学 ,  地盤挙動 ,  応力状態 ,  *Cam-Clayモデル ,  修正カムクレイモデル ,  *破壊基準 ,  *剛塑性有限要素法 ,  初期降伏挙動 ,  混合型剛塑性有限要素法 ,  2次錐制約条件 ,  排水3軸圧縮試験 ,  要素シミュレーション ,  要素

著者キーワード (4件)： Finite Element Method ,  Rigid Plastic Analysis ,  Nonlinear Optimization ,  Second order cone constraint

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (15件)：

• Kamenjarzh, J.A.: Limit analysis of soils and structures, CRC Press, 1996.
• Tamura, T., Kobayashi, S. & Sumi, Y.: Limit analysis of soil structure by rigid plastic finite element method, Soils and Foundations, Vol. 24, No.1, pp.34-42, 1984.
• Tamura, T., Kobayashi, S. & Sumi, Y.: Rigid plastic finite element method for frictional material , Soils and Foundations, Vol. 27, No.3, pp.1-12, 1987.
• Asaoka, A., Kodaka, T. & Pokharel, G.: Stability of reinforced soil tructures using rigid plastic finite element method, Soils and Fandations, Vol. 34, No.1, pp.107-118, 1994.
• 小高孟司・高稲敏浩・浅岡顕:矢板に支持された飽和砂地盤の浸透破壊および掘削安定解析,土木学会論文集III-43, pp.143-152,1998.

タイトルに関連する用語 (4件)： カムクレイモデル ,  破壊規準 ,  剛塑性 ,  有限要素法