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J-GLOBAL ID：201802270553332269   整理番号：18A1288840

実験的Trypanosoma brucei gambiense感染における神経損傷:視床下部ペプチド作動性睡眠と覚醒調節ニューロン【JST・京大機械翻訳】

Neural Damage in Experimental Trypanosoma brucei gambiense Infection: Hypothalamic Peptidergic Sleep and Wake-Regulatory Neurons

著者 (6件)： Laperchia Claudia (Department of Neuroscience Biomedicine and Movement Sciences, University of Verona) ,  Xu Yuan-Zhong (Department of Neuroscience Biomedicine and Movement Sciences, University of Verona) ,  Mumba Ngoyi Dieudonne (Institut National de Recherche Biomedicale (INRB)) ,  Cotrufo Tiziana (Department of Neuroscience Biomedicine and Movement Sciences, University of Verona) ,  Bentivoglio Marina (Department of Neuroscience Biomedicine and Movement Sciences, University of Verona) ,  Bentivoglio Marina (National Institute of Neuroscience (INN), Verona Unit)
資料名： Frontiers in Neuroanatomy (Web)  (Frontiers in Neuroanatomy (Web))
巻： 12  ページ： 13  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7083A  ISSN： 1662-5129  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オレキシン(OX)/hypoクレチン又はメラニン濃縮ホルモン(MCH)ペプチドを合成する外側視床下部のニューロン集団は,覚醒安定性及び睡眠の調節において重要な相反的役割を果たす。細胞外Trypanosoma brucei(T.b.)寄生虫により引き起こされる睡眠病とも呼ばれるヒトアフリカトリパノソーマ症(HAT)は,睡眠構造の特徴的な睡眠-覚醒サイクル破壊と麻薬様変化をもたらす。以前の研究では,非ヒト病原性T.b. brucei亜種による実験室げっ歯類の全身感染時のOXおよびMCHニューロンの損傷を明らかにした。しかし,T.b. gambienseによる全身感染後のこれらのペプチド作動性ニューロンに関しては,HAT症例の97%の病原性薬剤が利用できない。本研究は,感受性げっ歯類のT.b. gambienseまたはT.b. brucei感染後の免疫組織化学的に特性化されたOXおよびMCHニューロンの研究を目的とした。細胞数とOX線維密度の評価は,寄生虫が末梢から脳実質に入ったとき,感染後4週と8週に行われた。OXニューロン(約44%の減少)とMCHニューロン(約54%の減少)の有意な減少が,T.b.感染M.natalensisにおける8週目の外側視床下部と周辺部で見られた。統計的有意性に達しなかった中程度の減少(それぞれ21%および24%減少)がT.bucei感染後に見出された。二脳性オレキシン作動性神経支配の2つの重要な標的において,周辺視交叉核(SCN)領域と視床傍心室核(PVT),デンシトメトリー分析は,両感染パラダイムにおけるオレキシン作動性線維の密度の有意な進行性減少を示し,特にT.b.gambense感染の間に顕著な減少を示した。これらの知見は,OX及びMCHニューロンがヒト病原性アフリカトリパノソーマの感染により引き起こされる慢性神経炎症性シグナル伝達に高度に脆弱であることを示す新規情報を提供する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 病原性 ,  *ペプチド ,  *視床 ,  感受性 ,  *覚醒 ,  *感染 ,  ヒト ,  *ニューロン ,  ホルモン ,  齧歯類 ,  キャラクタリゼーション ,  *視床下部 ,  免疫組織化学 ,  寄生虫
準シソーラス用語： オレキシン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： ヒトアフリカトリパノソーマ症 ,  オレキシン ,  ヒポクレチン ,  メラニン濃縮ホルモン ,  神経炎症 ,  睡眠 ,  伴流

分類 (2件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (10件)： 実験 ,  Trypanosoma ,  感染 ,  神経損傷 ,  視床下部 ,  ペプチド ,  睡眠 ,  覚醒 ,  調節 ,  ニューロン