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J-GLOBAL ID:201802270611058366   整理番号:18A0789509

低酸素によるヒトマクロファージM1-M2分極バランスの調節と骨髄細胞-1上に発現するトリガー受容体【JST・京大機械翻訳】

Regulation of Human Macrophage M1-M2 Polarization Balance by Hypoxia and the Triggering Receptor Expressed on Myeloid Cells-1
著者 (10件):
資料名:
巻:ページ: 1097  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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マクロファージ(Mf)は,炎症,感染,および腫瘍成長の部位に浸潤する白血球の主要な成分である組織に居住する専門的食細胞の不均一な集団である。それらは,環境因子に応答して多様な型の活性化を行うことができ,特殊な機能性サブセットに分極する。病理学的環境の共通の特徴は低酸素症によって表現される。ヒトMf分極に対する低酸素の影響は完全には確立されていない。本研究の目的は,ヒトMfが古典的に活性化された(炎症誘発性M1)および代わりに活性化された(抗炎症性M2)サブセットに極性化する能力に及ぼす病的組織におけるin vivoで起こる低酸素環境の影響を解明することであった。低酸素はT細胞共刺激分子とケモカインホーミング受容体の発現を減少させることによりM1表現型に対するMf分極を阻害し,古典的活性化の典型的なTh1プライミングサイトカインの産生を示すが,代替活性化の表現型及び分泌特徴の獲得を促進することを示した。さらに,Mfにおける低酸素誘導性遺伝子としてIg様免疫調節受容体ファミリーのメンバーである骨髄細胞(TREM)-1上に発現するトリガー受容体を同定し,アゴニストAbによるその関与がM1-スキュー表現型をMfに与える低酸素のM2-分極効果を逆転させることを示した。最後に,著者らは,オリゴ関節若年性関節炎によって影響を受けた小児の炎症性低酸素関節に浸潤するMfが,優勢なM1分極と関連したTREM-1の高い表面レベルを発現し,低酸素滑膜環境におけるM1炎症誘発性再プログラミングの可能性を示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体防御と免疫系一般  ,  免疫反応一般 

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