文献

J-GLOBAL ID：201802270656595817   整理番号：18A0941626

骨組織再生のための骨芽細胞分化に対する生分解性ポリ(ブチレンサクシネート)ベース足場のナノ繊維化学と配向の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of the nanofiber chemistry and orientation of biodegradable poly(butylene succinate)-based scaffolds on osteoblast differentiation for bone tissue regeneration

著者 (9件)： Cristofaro Francesco (Molecular Medicine Department (DMM), Center for Health Technologies (CHT), UdR INSTM, University of Pavia, Via Taramelli 3/B, 27100 Pavia, Italy. [e-mail]) ,  Gigli Matteo ,  Bloise Nora ,  Chen Honglin ,  Bruni Giovanna ,  Munari Andrea ,  Moroni Lorenzo ,  Lotti Nadia ,  Visai Livia
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 10  号： 18  ページ： 8689-8703  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 革新的ナノ繊維足場は,細胞外マトリックスの階層構造を模倣する能力により,骨組織工学においてかなりの注目を集めている。ポリ(ブチレンこはく酸)(PBS)とポリ(ブチレンこはく酸/ジグリコール酸)(P(BS80BDG20))に基づく電気紡糸足場(ES)の高分子化学と繊維配向がヒト骨芽細胞分化に影響するかどうかを調べることを目的として,一軸配向(a-)とランダム(r-)分布ナノ繊維を作製した。ヒト骨芽細胞SAOS-2細胞は全てのES材料上に実行可能で接着性であることが示されたが,a-P(BS80BDG20)は細胞リン酸化焦点接着キナーゼ発現及びアルカリホスファターゼ活性,石灰化骨マトリックス沈着及び分化時の骨特異的マーカーの定量的遺伝子発現の点で最良の性能を示した。エーテル結合の存在はP(BS80BDG20)骨格に沿った水素結合受容体の密度の増加をもたらし,それは細胞膜成分と相互作用することによりPBS単独重合体に関して共重合体マット上のより良い細胞付着を促進すると仮定した。さらに,同じ化学構造を示すにもかかわらず,r-P(BS80BDG20)足場はa-P(BS80BDG20)と比較して細胞付着と骨形成分化の減少を示し,ナノファイバーアラインメントの重要性を証明した。したがって,高分子化学構造とナノ繊維整列プライドの結合作用は,生物学的相互作用の促進に重要な役割を果たす。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エレクトロスピニング ,  石灰化 ,  *分化 ,  骨形成 ,  *微生物分解性 ,  共重合体 ,  遺伝子発現 ,  細胞接着 ,  *ナノファイバ ,  細胞外マトリックス
準シソーラス用語： 化学構造 ,  ヒト骨芽細胞 ,  骨組織工学 ,  *骨芽細胞分化 ,  *骨組織 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 骨組織 ,  骨芽細胞分化 ,  生分解性 ,  足場 ,  繊維化学 ,  配向